初めてのPython

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「初めての」と銘打たれてはいるが、768ページという厚さの本書が持つ内容は、「読み終えればPythonプログラマであると名乗る資格がある」と著者が言うように非常に濃いものとなっている。JavaでのSJC-P対策本的な内容に近いといえば、分かりやすいだろうか? Pythonをただ使ってみるだけの本ではない。

言語のコアな部分については、用例、動作の理屈から陥りやすい罠、3.0ではどうなるのかまで含めて丁寧に解説されている。若干まわりくどかったり、説明的すぎたり、関連する概念が一度に説明されずに、後の方の章にでてきたりと、読みにくく感じる部分もあるが、著者が初学者へ行った講義が本書のベースになっているため、これらの特徴は、聴講者に理解させる著者の講義手法を本書でも採用したためなのだろう。とはいっても、実際に講義である訳ではないので、自分が理解している箇所は読み飛ばせばよいし、また、理解していない箇所はその「説明的すぎる」書き方のおかげで、著者のねらいどおり、理解を非常に助けてくれる。そのため、初めて出会うような概念でも本書だけで理解が可能となっている。読者の理解度にばらつきがあるを前提とすれば、一見無駄が多いように見えたとしても結果的には良いスタイルだと思う。

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このページは、pirotoが2009年8月28日 20:29に書いたブログ記事です。

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