Android 開発環境構築 ステップ・バイ・ステップ (1) ~JavaSDK、Eclipseのインストールと日本語化

以下に、Android Developers 公式サイトを参照しながら、環境を限定することで、なるべくステップ・バイ・ステップでAndroid 開発環境の構築を説明しようと思う。

 

Android SDK インストールについてのページ http://developer.android.com/sdk/installing.html

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JDK のインストール

まず、PCにJDKをインストールする。JDK とは、Java Software Development Kit の略で、Java を使った開発を行うのに必要なライブラリ群。

JDK5 もしくは JDK6 が要件になっている。最新のものを以下からダウンロード。

http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html

Java Platform (JDK) のダウンロードを選択。

ページを見ると、いろいろ選択肢があり、混乱するが、以下のアイコンをクリックし、Java Platform(JDK) をダウンロードする。

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ちなみに、JRE というのは、Java Runtime Environment の略で、実行環境のみで、開発環境は入っていない。JDK は実行環境 + 開発環境。

また、Java SE は Standard Edition のことで、基本的なライブラリ。他にも EE (Enterprise Edition) など、拡張機能などもあるが、Android 開発には不要。

Platform に Windows を選択、I agree のチェックを ON にして、Continue

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jdk-6u23-windows-i586.exe をダウンロード

※ 6u23 の部分はバージョンなので異なる可能性あり

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ダウンロードしたファイルの実行

起動したら、ウィザードに従い、「次へ」を選択していけばよい。

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環境変数の設定

Eclipse を使う上では、必須ではないかもしれないが、コマンドラインからJavaのコマンドを使うなどの場合、OSにコマンドの場所を認識させる必要があるので、環境変数を設定しておくとよい。

インストールが完了すると、おそらく、Program Files 以下に Java フォルダが作成され、その配下に、JDKのディレクトリが作成されるはず。

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マイコンピュータ を 右クリックしてプロパティを開き、「詳細設定」タブ から、「環境変数」ボタンをクリックすると、環境変数ダイアログが開く。

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システム環境変数から、「新規」をクリックし、開いたダイアログの「変数名」に 「JAVA_HOME」 を、変数値に、今回の例では、「C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_23」 を、入力し、OK

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次に、システム環境変数の一覧から、「Path」を選択し、「編集」ボタンをクリックし、末尾に「;%JAVA_HOME%\bin」を追記し、OK とする。

確認

正しくインストールと設定ができたかを、コマンドプロンプトを立ち上げ、「javac -version」コマンドを打ち込むことで確認する。

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Eclipse のインストール

ダウンロード ~ インストール

以下から、Eclipse をダウンロードする。

ダウンロードページ http://www.eclipse.org/downloads/

Eclipse 自体は、様々な言語向けの統合開発環境(IDE)。

上記ダウンロードページを開くと、こちらもいろいろあって何をダウンロードしてよいか混乱するかもしれない。以前は、このダウンロードページでいう、「Classic」一つのみが提供されていて、それをインストールした後、プラグインで機能拡張する方式だった。しかしながら、当時のEclipseは、プラグインによって機能拡張が柔軟な反面、プラグイン自体どこから入手したらよいやら、同じような機能で複数のプラグインが存在して何を選んでよいやら、プラグイン間の相性が悪くて使いものにならないやら、Eclipseのバージョンを上げたら使えないやらで結構、いやかなり面倒くさかった。いつからか、現在のように、開発対象(例えば、JavaEE、C/C++、PHP等)によって、よく使うプラグインとセットにして動作確認したものを提供してくれるようになった。なので、一見いろいろあってよくわからないように見えるが、実は非常に楽になった結果なのです。

で、推奨の「Eclipse Classic」をダウンロードする。個人的には、Java EE 版に Android SDK を組み込んでいるが、別段問題はないと思う。

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ダウンロードしたファイルは、zip 圧縮されているので、適当なフォルダに解凍。

解凍してできたフォルダの中の、「eclipse」フォルダを、任意のフォルダに移動で、インストール完了。

自分は、「eclipse」フォルダを「eclipse3.6.1」などバージョンを付加して、「C:\Program Files」以下に置くことが多い。バージョンを付加するのは、eclipse の複数のバージョンを同時にインストールすることが多いため。eclipse 自体は、レジストリを使ったりしないため、複数バージョンを共存することが可能。

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日本語化

Eclipse はこのままだと、メニューやらすべて英語。自分も昔はランゲージパックとか当てていたが、今は、おそらく、プレアデスっていう動的に日本語化するプラグインを組み込んだオールインワンパッケージを利用するのが主流と思われる(ちがう?)ので、そちらを試す。

そもそも、上記手順にて、Eclipse をダウンロードせずに、JDK インストール後、Java の Standard All in One (JREなし) をダウンロード、解凍すればそれでよさそうではある。

以下の手順がわりと面倒くさいので、それで良いかも。

Pleiades http://mergedoc.sourceforge.jp/#pleiades.html

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個人的には、Eclipse を使っているうちに慣れてきて、別に英語メニューのままで不自由は感じなくなったので、日本語化せずにそのまま使っている。

プレアデスを一度試してみたことがあるが、ただでさえ軽くはないEclipse がいっそうもっさりしてしまって、それ以来使っていない。そのあたりは、きっとだいぶ解消されていることだろうので、今回試してみよう。

上記オールインワンパッケージを利用せずに、インストール済みのEclipse にプレアデスを適用する方法が、以下にあるので、そちらを試す。

http://mergedoc.sourceforge.jp/#pleiades.html

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Eclipse を起動

eclipse.exe を起動すると、作成したプロジェクトを格納する位置を指定するダイアログが表示されるので,適宜変更して(基本、そのままでよい)、OK

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ワークベンチを表示

画面右上のワークベンチを選択

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subversive プラグインのインストール

Pleiades が、Subversion の公開リポジトリにあるので、そのプロジェクトを取得するために、Subversion プラグイン である、Subversive プラグインをインストールする。

Help - Install New Software を選択

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Install 画面の、プルダウンから、Helios - http://download.eclipse.org/releases/helios を選択

※以降のコネクターのインストールで、次のようなエラーが出た場合、http://download.eclipse.org/technology/subversive/0.7/update-site/ を選択して、以下、同様の処理を行ってみる。

subversice_err 

 

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Collaboration グループの下の、Subversive SVN Team Provider をチェックして、インストールを行う。

http://www.eclipse.org/subversive/documentation/gettingStarted/aboutSubversive/install.php

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SVN コネクターのインストール

上記だけでは使えないので、コネクターのインストールを行う。

Help - Install New Software を選択し、Install 画面で、Available Software Site のリンクを選択

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起動した画面から「Add」ボタンをクリックし、ダイアログに以下の値を入力しOK、元の画面も閉じる

Name:Polarion Software

Location : http://community.polarion.com/projects/subversive/download/eclipse/2.0/helios-site/

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すると、Install 画面のプルダウンに追加したURLが出てくるので、選択。すると、リストにSVN コネクションに関するアイテムが表示される。

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その中から、Subversion SVN Connectors および、SVNKit 1.3.1 IMplementation を選択してインストールを続行。

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Subversive リポジトリビューア を開く

Window - Show View - Other を選択

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SVN から SVN Repositories を選択

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SVN Repositories ビューが表示されるので、右クリックし、Repository Location を選択

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URL に、http://svn.sourceforge.jp/svnroot/mergedoc を設定し「Finish」をクリックすることで、Pleiades プロジェクトを参照可能になる。

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trunk を右クリックし、「Check Out」をクリックし、プロジェクトを取り込む。

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build.xml を選択して、右クリックから Run As - Ant Build を行う

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build の下に、pleiades.zip が生成されるので、これを解凍する。生成される場所は、build のプロパティを参照すると、パスが表示されている。

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一旦、Eclipseを終了し、解凍したフォルダから、features と plugins フォルダを、Eclipse をインストールしたフォルダ直下にコピー。

eclipse.ini をテキストエディタで開き、最終行に

-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar

を追記し、再度起動する。

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日本語化終了

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とりあえず、以上。

手順をある程度詳細に書くと結構な分量になるなぁ。

(2) へ

Java の入門書としては、当時、以下のJavaではじめるプログラミング (プログラミング学習シリーズ) が非常にわかりやすくて良かったのだけど、中古品しか出てないってことは、あまり人気がなかったのかしら?Java5 以降に対応したものもでるといいのに残念。