SpringSource Tool Suite(STS) の導入~簡単なアプリケーションの作成
Spring MVC を試すために、SpringSource Tool Suite を導入してみる。
ダウンロード
SpringSource Tool Suite and Eclipse Downloads
http://www.springsource.com/products/eclipse-downloads
上記からWindows用のインストーラ(exe) をダウンロードし、起動する。
インストーラを進めていく
基本デフォルトのまま、進めていけばOK
「vFabric tc Server」 というのは、Apache TomcatをSpringとVMware vSphereに最適化した製品。これが同梱されているということは、別途Tomcat等入れる必要はなさそうだ。
また、vFabric とは、VMWareのクラウド向けアプリ基盤ということらしい。
Spring Roo は、GDD2010 の基調講演でも触れられてたな(01:08 ごろ)。京都会場では途切れ途切れでよくわからんかった。
実行
インストールが完了したら、実行してみる。
プロジェクトの作成
パッケージエクスプローラーから、コンテキストメニュー New – Spring Tmplate Project
Spring MVC プロジェクトを選択
プロジェクト名、トップレベルパッケージを入力して完了
作成された
アプリケーションサーバーを起動してみる
Servers ビューから、tc Server を選択し、実行。ブラウザから、http://localhost:8080 にアクセス。
起動している。
最初のサンプルアプリケーション
Getting Started Spring MVC
http://blog.springsource.com/2011/01/04/green-beans-getting-started-with-spring-mvc/
を参考に。
コントローラーを作成
src/main/java のコンテキストメニューから、New – Class でコントローラークラスを作成し、以下の様に実装
package info.typea.firstspringmvc.controllers; import org.springframework.stereotype.Controller; import org.springframework.web.bind.annotation.RequestMapping; @Controller public class HomeController { @RequestMapping(value="/") public String home() { System.out.println("Home Controller : Passing through..."); return "home"; } }
一旦実行
プロジェクトのコンテキストメニューから、Run As – Run on Server
そのまま実行する。
http://localhost:8080/FirstSpringMVCProject/
にブラウザからアクセスすると実行された
流れ
Web.xml で、URL を appServelt にマッピング、appServlet は、すぐ上で、org.springframework.web.servlet.DispatcherServlet ですよとなっている。でこのサーブレットの設定場所が、/WEB-INF/spring/appServlet/servlet-context.xml
/WEB-INF/spring/appServlet/servlet-context.xml を確認すると、ViewResolver のプレフィックスが、/WEB-INF/views/、サフィックスが、.jsp となっているので、上記、HomeController の return が “home” だったのが、/WEB-INF/views/home.jsp に解決され呼び出される。で、そのコントローラーの定義は、controllers.xml にあるよと。
controllers.xml を見ると、「info.typea.firstspringmvc」 の配下のコンポーネントをスキャンして、@Controller アノテーションがついた、コントローラを探し出す。
まずはこんな感じ。