SpringSource Tool Suite から 組込DB apache Derby のデモ用データを利用する
derby のデモ用データを使ってみようと、http://db.apache.org/derby/ から、バイナリ (db-derby-10.8.1.2-bin.zip) をダウンロードした。
解凍すると、demo/databases フォルダ配下に、toursdb フォルダがあり、デモ用のデータが格納されている。
toursdb フォルダを適当にコピーし、SpringSource Tool Suite のDatasource Explorer のDatabase Connections のコンテキストメニューから、New とし、設定をおこない、接続のテストを行うとエラーとなった。
詳細を見ると、元々 SpringSouce Tool Suite にバンドルされているドライバのバージョン とは互換性がないようだ。
Caused by: ERROR XSLAN: Database at C:\Users\piroto\toursdb has an incompatible format with the current version of the software. The database was created by or upgraded by version 10.8.
簡単に追加でドライバを設定できるだろうと思ったら、名称が設定できないやら、使い方がよくわからん。
はてさて。
あれこれ、いじくってみたら、使えるようになったので手順をメモしておく。
Window – Preference から設定画面を開き、Data Management – Conectivity – Driver Definitions を選択、Addボタンを押す。
そのまま素直に設定を追加できれば良さそうなものなのだが、そういうわけにはいかなそうだ。
Vender Filter にて Derby を選択して表示を絞り込み、Derby Embedded JDBC Driver でも選択、名称に、10.8などとバージョン名を付与する。
JAR リストで、もともとの jar をリムーブし、Add JAR で、上記でダウンロードした、Derby の JARを指定。
(上記例は、Maven リポジトリを指定した)
OKで、Driver Definitions に追加された。が、System Version は、10.2のまま。10.8にできないのかな?
よく使い方がわからん。
これで、もう一度、Datasource Explorer のDatabase Connections のコンテキストメニューから、New とし、Drivers プルダウンでいましがた追加した、ドライバを選択し、接続テスト。
成功!
Data Source Explorer にもお目当てのテーブルが表示された。
db-derby-10.8.1.2-bin.zip を解凍してできる、以下のHTMLに、サンプルテーブルのスキーマ情報などがある。
/db-derby-10.8.1.2-bin/demo/programs/readme.html
いじょう