OpenProj を Ubuntuで動かす(Oracle Javaで起動したらエラーになる対応)
OpenProj という MS Project 互換でオープンソースのプロジェクト管理ツールを愛用している。
MS Projectは高いのでなかなか使えないが、かといってExcel とマクロを駆使してプロジェクト管理するのはしんどい。
ガントチャートとかを一度作成するのにはExcelでよいのだが、スケジュール作成するときとかに、リソースをああでもないこおでもないとうごかしたりするなどし出すと、Excelでは整合性がとれなくなってくるので、やはり専門のツールの方が使い勝手がよい。
ただ、OpenProj 自体の開発は止まっちゃっている感じなのが残念。
最近Ubuntuをメインで使用しだしてきているので、インストールしてみる。
Linux 用の deb ファイルをダウンロードしてきてインストールして起動!
なんと、Oracle の Java ではダメ! Sun のJava を使いなさいというエラー。
あー、OpenProj の開発が止まっている間に、Sunは無くなってしまったんだよぅ。
ということで、/usr/bin/openproj を編集してみる。
openproj スクリプトを エディタで開いて、run_openproj() の以下の2行に、
-Djava.vendor=”Sun Microsystems Inc.”
の記述を追加して、システムプロパティ java.vendor を Oracle から Sun に無理矢理置き換えて起動してみる。
run_openproj() { if [ "$LOG_LEVEL" ] && [ "x$LOG_LEVEL" = "xDEBUG" ]; then "$JAVA_EXE" $JAVA_OPTS -Djava.vendor="Sun Microsystems Inc." -jar "$OPENPROJ_HOME/openproj.jar" $ARGS > "$LOG_FILE" else "$JAVA_EXE" $JAVA_OPTS -Djava.vendor="Sun Microsystems Inc." -jar "$OPENPROJ_HOME/openproj.jar" $ARGS > /dev/null 2>&1 fi }
おー起動しました!
めでたし。めでたし。