!!!SQL Server スキーマ [SQL Server][SQL Server 2005] *http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms190387(SQL.90).aspx !!!ユーザーとスキーマの分離 *データベース スキーマは、データベース ユーザーとは別の、独立した名前空間 *SQL Server 2005 からは、各オブジェクトがデータベース スキーマに属する *スキーマはオブジェクトのコンテナ *データベース内で作成したり変更することができる *ユーザーにはスキーマに対するアクセス権を与えることができる ""SQL Server 2005 より前は、データベース ユーザーとデータベース スキーマは概念的に同じオブジェクトだった !!重要な変化 *保護可能なリソースの権限を、より厳密に管理 **[GRANT (スキーマ権限の許可)|http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms187940(v=SQL.90).aspx] **[GRANT (オブジェクトの権限の許可)|http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms188371(v=SQL.90).aspx] *スキーマとスキーマ スコープのセキュリティ保護可能なリソースの所有権を譲渡 **[ALTER AUTHORIZATION|http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms187359(v=SQL.90).aspx] *スキーマ間でオブジェクトを移動 **[ALTER SCHEMA|http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms173423(v=SQL.90).aspx] *1 つのスキーマに複数のデータベース ユーザーが所有するオブジェクトを含めることができます *複数のデータベース ユーザーが 1 つの既定のスキーマを共有できます。 *どのデータベース プリンシパルでも、1 つのスキーマを所有できます。 *対応するスキーマ内のオブジェクトを削除しなくても、データベース ユーザーを削除できます。 !!既定のスキーマ ::SQL Server 2000 *リソースの名前が完全修飾されていない場合、これを解決するため名前解決が使用される *呼び出し側のデータベース ユーザーが所有するスキーマと dbo が所有するスキーマが照合される ::SQL Server 2005 *各ユーザーに既定のスキーマを割り当てることができます。(CREATE USER、ALTER USER の DEFAULT_SCHEMA オプション) *DEFAULT_SCHEMA が定義されていない場合、dbo スキーマが既定のスキーマと見なされます。 ""Windows 認証されたグループ経由で接続するユーザーには、既定のスキーマが関連付けられません。スキーマを持たないユーザーがオブジェクトを作成すると、新しいスキーマが作成されます。名前は現在のユーザー名に設定されます。 !!!組み込みスキーマ *組み込みのデータベース ユーザーおよびロールと同じ名前を持った 10 個の定義済みスキーマが付属しています。 *主に下位互換性を確保するために存在します。 *固定データベース ロールと同じ名前のスキーマは、不要であれば削除してもかまいません。 ::次のスキーマを削除することはできません。 *dbo *guest *sys *INFORMATION_SCHEMA !!dbo スキーマ *新しく作成されたデータベースに使用される既定のスキーマ *dbo スキーマは、dbo ユーザー アカウントによって所有 *CREATE USER で作成されたユーザーには、dbo が既定のスキーマとして割り当てられます。 ""dbo スキーマが割り当てられたユーザーは、dbo ユーザー アカウントの権限を継承しません。 スキーマの権限はユーザーによって継承されるのではなく、そのスキーマに含まれたデータベース オブジェクトによって継承されます。