- 追加された行はこのように表示されます。
- 削除された行は
このように表示されます。
!!!Scheme
[Racket]
{{amazon 489471163X}}
*http://mitpress.mit.edu/sicp/
!!PLT Scheme
*http://plt-scheme.org/
*http://racket-lang.org/
*http://docs.racket-lang.org/
*DrScheme
!Ubuntu にインストール
$ apt-cache search racket
$ apt-cache show plt-scheme
$ apt-cache policy plt-scheme
plt-scheme:
インストールされているバージョン: (なし)
候補: 5.2.1+g6~92c8784+dfsg2-2+deb7u1
バージョンテーブル:
5.2.1+g6~92c8784+dfsg2-2+deb7u1 0
500 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ quantal/universe i386 Packages
$ sudo apt-get install plt-scheme
!CentOSにインストール
*Racket をCentOS にインストール
!!!プログラムの要素
,プログラムの要素,内容
,基本式,言語が関わるもっとも単純なもの
,組合せ法,より単純なものから合成物をつくる
,抽象化法,合成物に名前をつけ、単一なものとして扱う
!!式(expression)
*式(expression)を入力すると解釈系は応答してその式を評価した(evaluating)結果を表示する
::整数を与えると、応答を印字
> 486
486
::手続き(+や*など)と組み合わせて合成式とし、手続きの作用を表現
> (+ 137 349)
486
> (* 5 99)
495
!組合せ、演算子、被演算子、引数
*式の並びを括弧で囲んで手続きの作用を表現する式を組合せ(combinations)という
*左端の要素を演算子(operator)、他の要素を被演算子(operands)という
*組合せの値は、演算子が指定する手続きを、被演算子の値である引数(arguments)に作用させて得る
!前置記法
*演算子を被演算子の左に置く書き方を前置記法(prefix noations)という
::利点
*任意の引数をとる手続きを許す
> (+ 21 35 12 7)
75
*組合せを入れ子にする(nested)ことを許す
> (+ (* 3 5) (- 10 6))
19
!!名前と環境
*オブジェクトを値(value)とする変数(variable)を識別するのものが名前
*defineで名前付け
> (define size 2)
> size
2
!!組合せと評価
+組合せの部分式を評価する
+最左部分式の値である手続き(演算子)を、残りの部分式の値である引数(被演算子)に作用させる
!特殊形式(special forms)
*define は、2つの値に作用させるのではなく、対応づけるだけのため、(define x 3) は組合せではない
*このような一般評価規則の例外を特殊形式(special forms)という
*http://typea.info/blg/glob/2010/03/_3.html
!!合成手続き
*手続き定義(procedure definetions) により、合成演算に名前を対応付け、一体として指すことができる
::二乗を表すsquare という合成手続き(compund procedure)を作る
> (define (square x) (* x x))
> (square 2)
4
!!条件式と述語
!場合分け(case analysis)
*cond 場合分けを記述する特殊形式
> (define (abs2 x)
(cond ((> x 0) x)
((= x 0) 0)
((< x 0) (- x))))
> (abs2 -19)
19
> (abs2 0)
0
*特殊記号 else を利用できる
> (define (abs3 x)
(cond ((< x 0) (- x))
(else x)))
*場合分けが2つの場合、特殊形式の if を利用できる
> (define (abs4 x)
(if (< x 0)
(- x)
x))
::論理合成演算
*基本的述語以外に、以下のような論理合成演算が利用できる
,論理合成演算
,(and <e1> ... <en>)
,(or <e1> ... <en>)
,(not <e>)
!!!手続きと変数
!!変数と有効範囲
!束縛変数(bound variable)
*手続き定義のなかで、仮パラメータはどんな名前でもかまわないし、名前をすべて変更しても手続きの意味は変わらないという意味で、手続き定義は、仮パラメータを束縛している(bind)。そういう名前を束縛変数(bound variable)という。変数が束縛されていなければ、自由である(free)。
!有効範囲(Scope)
*名前が束縛されている式の範囲
!ブロック構造(block structure)
*定義の入れ子。単純な名前保護の機構。
*手続きの定義の中で別の定義を行うことができる。
(define (sqrt2 x)
(define (average x y) (/ (+ x y) 2))
(define (square x) (* x x))
(define (good-enough? guess x)
(< (abs (- (square guess) x)) 0.001))
(define (improve guess x)
(average guess (/ x guess)))
(define (sqrt-itr guess x)
(if (good-enough? guess x)
guess
(sqrt-itr (improve guess x)
x)))
(sqrt-itr 1.0 x))
!静的有効範囲(lexicacl scoping)
*上記例で、x は、sqrt2 の定義に束縛されている。なので、その内側の関数は、x の有効範囲内にあるため明示的に渡さなくてもよいので、自由変数にできる。こうしたやり方を静的有効範囲(lexical scoping) という。
(define (sqrt2 x)
(define (average a b) (/ (+ a b) 2))
(define (good-enough? guess)
(< (abs (- (* guess guess) x)) 0.001))
(define (improve guess)
(average guess (/ x guess)))
(define (sqrt-itr guess)
(if (good-enough? guess)
guess
(sqrt-itr (improve guess))))
(sqrt-itr 1.0))