!!!Struts2 カスタムタグ 文法 {{include_html import_keyword_html, "!struts2"}} カスタムタグは、動的なデータを表示するように設計されています。"postalCode"プロパティを表示するinput フィールドを生成するには、"postalCode"を textfield タグに渡します。 '''動的 input field の生成''' もし、"postalCode"プロパティが、value stack にある場合、input フィールドには、その値がセットされます。フィールドがフレームワークにサブミットされたとき、コントロールの値は、"postalCode"プロパティにセットされます。 しばしば、動的なデータをタグに渡したい場合があります。例えば、inputフィールドとラベルを表示する場合に、ラベルの内容をアプリケーションの メッセージリソースから取得したいとします。この場合、適宜フレームワークはタグの属性に含まれる式を解析するので、動的な属性をタグに混ぜ込むことができます。式のエスケープシーケンスは、'''"%{ ... }"''' です。エスケープシーケンスに埋め込まれたどのようなテキストも、式として評価されます。 '''ラベルのセットに式を使用する''' [OGNL 式言語|http://struts.apache.org/2.x/docs/ognl.html]は、メソッドを呼び出し、プロパティを評価します。 getTextメソッドは、ActionSupportにより提供されています。ActionSupportは、ほとんどのアクションの基底クラスです。 Actionは、スタックに乗っているため、getTextを含む、どのメソッドも式から呼び出すことができます。 !文字列ではない属性属性 HTTPプロトコルは、テキストベースですが、いくつかのタグは、文字列ではない属性型を持ちます。例えば、boolやintなど。 文字列ではない属性を利用するため、フレームワークが全ての文字列ではない属性を式として評価します。 以下の例では、エスケープ記法を使用する必要はありません。(もし付加したとしても、フレームワークが取り除きます) '''booleanを評価''' multiple 属性は、booleanプロパティにマップされるため、フレームワークは値をStringと解釈しません。 値は式として評価され、自動的にbooleanに変換されます。 属性がStringかそうでないかは忘れやすいため、エスケープ記法を使用することもできます。 '''boolean を評価(詳細)''' '''boolean を評価(プロパティの使用)''' '''boolean を評価(プロパティの使用 詳細)''' !!value は オブジェクト! ほとんどの場合、value属性は自動でセットされるので、name属性は通常どのプロパティをvalueにセットするのかをフレームワークに教えます。 しかし、valueを直接設定する理由がある場合、valueは、オブジェクトであり、Stringではないことを承知しておく必要がある。 ※ valueはStringではないため、いつでも、valueは評価されるべき式として渡される。- 文字列定数としてではない。 '''きっと動作しない!''' もし、textfield が、"CA"という値を渡されたら、フレームワークは、getCa プロパティを探す。おそらくそれは、意図するところではない。文字列を渡すことを意図しているはずだ。式言語においては、定数は、引用符に囲んで表す。 '''文字列定数を渡す正しい方法''' もうひとつの方法は、value="'CA'"とする方法だ。しかし、こういった例では、式言語の記法を推奨する。 要約すれば、タグの属性は、3つのルールにより評価される。 +全ての文字列属性型は、"%{ ... }"として、解析される。 +すべての文字列でない属性型は、解析されない。しかし、直接式が書かれたものとして評価される。 +文字列ではない属性でエスケープ記法"{%{}"を利用した場合、ルール2の例外となる。この記法は冗長として無視され、内容が評価される。