Java EE 7 検証環境構築(11) jBatch用 プロジェクトの作成を行う
- Java EE 7 検証環境構築(1) WildFly + JBoss Tools で EARプロジェクトを作成し Arquillian で ユニットテストをグリーンにするところまで
- Java EE 7 検証環境構築(2) WildFly に DataSourceを作成
- Java EE 7 検証環境構築(3) JPAからMySQLに接続するユニットテストをArquillianで実行
- Java EE 7 検証環境構築(4) Java EE での DI(Dependency Injection) および CDI(Contexts and Dependency Injection)をながめる
- Java EE 7 検証環境構築(5) JBoss Toolsが生成したサンプルソースのCDIを確認する
- Java EE 7 検証環境構築(6) JPA エンティティの作成と挿入
- Java EE 7 検証環境構築(7) JPA 問い合わせ(1) 名前付きクエリを使ってみる。テストでトランザクションも意識する
- Java EE 7 検証環境構築(8) JPA 問い合わせ(2) 動的クエリとCriteria API を試す
- Java EE 7 検証環境構築(9) jBatch 概要をおさえる
- Java EE 7 検証環境構築(10) JBoss Tools で作成した EARプロジェクトをJava EE 6 から 7 に変更する
- Java EE 7 検証環境構築(11) jBatch用 プロジェクトの作成を行う
- Java EE 7 検証環境構築(12) jBatch 簡易サンプル作成と Arquillian でユニットテスト
- Java EE 7 検証環境構築(13) jBatch REST サービス経由で実行する
- Java EE 7 検証環境構築(14) WildFly の管理をGUIで行う
- Java EE 7 検証環境構築(15) WildFly を サービスとして設定する(Windows/Linux)
- Java EE 7 検証環境構築(16) WildFly と Apache を mod_jk で連携させる(Widows)
jBatchの概要を押さえたし、jBatchが動くように、EARプロジェクトをJava EE 7 対応にしたので、jBatchプロジェクトを作成しようと思う。
コンセプトとしては、これまで作成してきたJPAによる永続化処理をバッチと共有し、同時に編集したい。
それぞれEARプロジェクトとし、それぞれ、EARをエクスポートする。
1.バッチEARプロジェクトの作成
ということで、末尾に-batch を付与した、EARプロジェクトを作成し、以下の構成とする。
tallarico、tallarico-ear、tallarico-ejb、tallarico-web がこれまで確認してきたプロジェクト群で、そこに、
tallarico-batch、tallarico-batch-ear、tallarico-batch-ejb、tallarico-batch-web が新たに追加される状態になる。
また、作成後、各pom.xml を 修正し、Java EE 6 → 7に変換する。
2. 永続化処理(EJB)をバッチから参照可能にする
2.1 バッチ親プロジェクト(tallarico-batch)のpom.xml編集
永続化処理およびEJBをバッチから参照可能にするために、バッチの親プロジェクトのpom.xmlを開き、Dependencies タブのDependecy Management のAdd ボタンを押して表示されるダイアログに、Group Id および Artifact Id と Version を入力、Scope を compileとし、一旦OKで登録。登録された行を再度選択後、Properties ボタンを押下で再度ダイアログを開き、Type を jar から ejb に変更してOKする。
2.2 バッチEARプロジェクト(tallarico-batch-ear)の pom.xml
同様に、バッチのEARプロジェクトのpom.xmlファイルを開き、DependenciesタブのDependenciesにて、Add ボタンを押下。Group Id、Artifact Id を入力し、Scopeをcompileで一旦保存し、再度Propertiesで開いた後、Type を ejb として再度保存。
2.3 バッチEJBプロジェクトの参照設定に永続化用EJBプロジェクトの参照を追加
2.4 バッチEARを作成し中身を確認
一旦、バッチEARプロジェクトのコンテキストメニューから、ExportでEARファイルを作成。
中身に、永続化用EJB の JARファイルが含まれていることを確認。
一旦ここまで。