Movable TypeとFreestyle Wikiの移行演習(1) Movable Type インストールメモ
新サーバの準備もだいぶ整ってきたので、このブログと、メモ用に利用しているFreestyle Wikiが移行できるかの確認をしておこう。 まずは、Movable Type。 以下、こちらの環境でのインストールメモ。詳細な手順は、こちら。Movable Typeは、有償商品だが、個人の利用に限り、無償で利用することができる。このページから、申し込みを行うと、メールにてダウンロード先URLと、アクセスキーのメールが送信されてくるので、そこからダウンロードを行う。 ダウンロードしたファイル(MT-3_33-ja.zip)を解凍すると、mt-config.cgi-originalというファイルが含まれているので、以下を編集。 プログラムURLを指定する
データベースの設定 Berkeley DB を利用することにする。 BERKELEYDB のDataSrouceに、データベースを格納するパスを指定し、それ以外のMYSQL~SQLITEの設定をすべてコメントアウトする。
# ObjectDriver DBI::mysql
:
##### POSTGRESQL #####
# ObjectDriver DBI::postgres
:
##### SQLITE #####
# ObjectDriver DBI::sqlite
:
##### BERKELEYDB ##### DataSource [データベースのパス]
ファイル名を変更 mt-config.cgi-original を mt-config.cgi に変更する。 データベースのインストール BERKELEYDBを以下の手順でインストールする。 まず、BERKELEYDBをコンパイルする必要があるが、今回、サーバには開発環境をインストールしていないため、
にて、GCCをインストールする(上記コマンドで、依存ライブラリもすべてインストールされる) http://www.oracle.com/technology/software/products/berkeley-db/index.htmlから、バイナリ(db-4.5.20.tar.gz)をダウンロードし、インストール。
# tar xvf db-4.5.20.tar
# cd db-4.5.20
# cd build_unix
# ../dist/configure
# make
# make install
あとは、mt ディレクトリを作成し、MT-3.33-ja ディレクトリの中のすべてのファイルをバイナリモードでアップロードし、アップロードしたファイルの、cgi ファイルのパーミッションを 755 に変更。
データベースディレクトリを作成 先ほど、[データベースのパス] で指定した場所に、データベース用のディレクトリを作成し、パーミッションを変更する。
# chmod 777 db
Apacheの設定変更(/etc/httpd/conf/httpd.conf)
Options +ExecCGI
AddHandler cgi-script .cgi
</Directory>
http://192.168.x.x/mt/mt-check.cgi から、システムチェックを実行できる。 問題がなければ、http://192.168.x.x/mt/ から、ログインし、インストールを続行する。 以上で、データベースが初期化され、インストールは、完了。