Windows 10 Home にリモートデスクトップで接続する(接続を待機しないトラブルシュート)
Windows 10 Home は、リモートデスクトップのサーバー側にはなれない。
Windows 10 10 Pro だとなれる。VNCだとか、Chrome リモートデスクトップだとか使えば、遠隔操作はできるんだけど、リモートデスクトップの遠隔操作をしていることを感じさせない使用感から比べると一つ落ちる。
というときに、WDP Wrapper というソフトをインストールすると、Windows 10 10 Homeをリモートデスクトップのサーバーとすることができる。
https://github.com/stascorp/rdpwrap/releases
手順としては、上記サイトからから、
- 最新バージョンのzip ファイルをダウンロード解凍(今回は、RDPWrap-v1.6.1.zip の話)
- install.bat を管理者として実行
- update.bat を管理者として実行
- 再起動
。。。これで問題なければOK、ならよかったのだが、ちょっとはまったので、メモ。
1.Lisner state が not listening になっていて接続できない
上記 zip を解凍したフォルダに、RDPConf.exe があるので、実行すると設定画面が開くが、Listener state: Not listening となっている。
また、RDPCheck.exeを起動すると、接続の確認ができるのだが、エラーとなってしまう。
2.対処手順
Listener is not listening on Win 10 Home (build 14997+) のスレッドの手順から、
2.1 rfxvmt.dll の適用
(1) RDP Wrapperサイトからダウンロードし解凍
64-bit Windows 10 : https://github.com/stascorp/rdpwrap/files/1236856/rfxvmt.zip
32-bit Windows 10 : https://github.com/stascorp/rdpwrap/files/1238499/rfxvmt.zip
(2) 解凍して、できた rfxvmt.dll を c:\Windows\System32 フォルダ直下にコピー
3.確認
RDPConf.exe を起動すると、not listening が listening になっている!
RDPCheck.exe を起動すると、以下の確認メッセージのあと、
どうやら接続確認できたようだ。
別PCから確認してみる。
通常とは少し異なる確認メッセージが表示されるが続行
OK!接続できた。
これは捗る。