構造と力
「構造と力」を読んだ。
この本は僕が学生のころのちょっと前くらいに爆発的に流行ったみたい。
この本で言及され、批判される元ねたへの知識や意見がないため、はなはだ難解(読みにくいわけではない)というか、多くの箇所がちんぷんかんぷんだった。
象徴秩序とカオスがほにゃららするくだりなどは、面白く、なるほどと思われた。
全体を通して文体が詩的というか、サブカルチャー風というか、自分にはなじまないなとも感じた。
どこか問題を矮小化しているような印象を受けてしまったのは、前提知識がないためか
確かに、学生が夢中になってもおかしくはなにおいはした。
ある程度、ベースとなる知識を得た後読み返すべく、本棚にしまって置こっと。