子供を2人持ちたくないというすべての若い人たちは、健全ではない。
全称肯定判断(A判断)
主語は周延されるが、述語は不周延
全称否定判断(E判断)
主語述語共に周延
特称肯定判断(I判断)
主語述語共に不周延
特称否定判断(O判断)
主語は不周延、述語は周延
柳沢厚生労働大臣:「若い人たちというのは、結婚をしたい、子供も2人持ちたいという、極めて健全な状況にいるわけですね」
A.「子供を2人持ちたいというすべての若い人たちは、健全である。」
E.「子供を2人持ちたいというすべての若い人たちは、健全ではない。」
I.「子供を2人持ちたいという若干の若い人たちは、健全である。」
O.「子供を2人持ちたいという若干の若い人たちは、健全ではない。」
E.「子供を2人持ちたいというすべての若い人たちは、健全ではない。」
I.「子供を2人持ちたいという若干の若い人たちは、健全である。」
O.「子供を2人持ちたいという若干の若い人たちは、健全ではない。」
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共産党・穀田国対委員長:「(子供が)1人やゼロであれば不健全だということを言いたいわけですわなぁ。まったく反省していないということの証明だと思う」
A.「子供を2人持ちたくないというすべての若い人たちは、健全である。」
E.「子供を2人持ちたくないというすべての若い人たちは、健全ではない。」
I.「子供を2人持ちた持ちたくないという若干の若い人たちは、健全である。」
O.「子供を2人持ちた持ちたくないという若干の若い人たちは、健全ではない。」
E.「子供を2人持ちたくないというすべての若い人たちは、健全ではない。」
I.「子供を2人持ちた持ちたくないという若干の若い人たちは、健全である。」
O.「子供を2人持ちた持ちたくないという若干の若い人たちは、健全ではない。」
手元の、論理学の本を参照してみたけれど(形式論理学のへん)、「(子供が)1人やゼロであれば不健全だということを言いたいわけ」となるかなぁ?
難癖のような気が・・・
おもしろそうな題材なので、もう少し調べてみようかな。