では、GeronimoとApacheを連携
Geronimoのインストールでは、直接Geronimo(のTomcat)を呼び出し(Tomcat組み込みのHTTPサーバを利用)ていたが、Apache HTTPサーバ経由で、Geronimoを利用するように設定する。
いままで通りあまり考えずにに、Fedora Core用の mod_jk (Fedora-Core-1-i386.tar.gz) をダウンロード、設定して、HTTPサーバを起動したところ、エラーとなってしまった。
httpd を起動中: httpd: Syntax error on line 199 of /etc/httpd/conf/httpd.conf:
Cannot load /etc/httpd/modules/mod_jk2.so into server:
/etc/httpd/modules/mod_jk2.so: undefined symbol: apr_pool_get_parent
[失敗]
Cannot load /etc/httpd/modules/mod_jk2.so into server:
/etc/httpd/modules/mod_jk2.so: undefined symbol: apr_pool_get_parent
[失敗]
どうも、Apacche HTTPサーバのバージョン2.2から、Tomcatへの接続の方法が変更されているようだ。
結論から言うと、Geronimoのオンラインマニュアルにある以下の接続法のうち、1.mod_proxy を利用した接続をおこなうことになる。
1.mod_proxy
2.mod_jk
なんと、これが今までと比べて、めちゃめちゃ楽になっている。
念のために、バージョンが、2.2以降であることと、proxy_module、proxy_ajp_moduleが組み込まれていることを確認。
バージョン
# rpm -q httpd
httpd-2.2.3-5
httpd-2.2.3-5
モジュール
# /usr/sbin/httpd -M
proxy_module (shared)
:
proxy_ajp_module (shared)
Syntax OK
proxy_module (shared)
:
proxy_ajp_module (shared)
Syntax OK
あとは、/etc/httpd/conf.d/proxy_ajp.conf に、例えば、「console」アプリケーションであれば、以下のような行を追加すればOK。そんだけ。留意点はWebアプリケーションを新規で追加するごとに、この記述を追加する必要があることか。
ProxyPass /console ajp://localhost:8009/console
例によって、システム – 管理 – セキュリティレベルとファイアーウォールの設定から、WWWへのファイアウォールをはずす必要がある。
http://192.168.0.6/console でアクセスできるようになった。
Apache Geronimo
先日、初めてOepnSourceConference2006 Tokyo/Fallに出かけてみました。
場所はJR大久保駅、近くの日本電子専門学校
ht…