the MS Conference Win Svr 2k8(St-1a)
昨日開催された、the Microsoft Conference 2008 に参加してきた。
社長が、基調講演で、要望に答えてやっと名古屋開催にいたりました!みたいなことをいっていたけど、今回で3回目くらいの参加(in 名古屋)。
たしか、去年かおととしは名古屋飛ばされたんだよな~
今回はなんと参加者に、VisualStudio2008 Standard Editionが配られました(転売不可版)。太っ腹。
Amazon だと、2,8161円也 前回参加したときのお土産(?)が、SQLServerの乾電池だったことを考えるとすごい出世。
ほかにも、WindowsVista Ultimate、SQL Server 2008 等の評価版もいただきました。
あと、世界中のSEの写真集。
~ 以下 Window Server 2008 概要をわすれないうちにまとめとく ~
「Windows Server 2008 概要(ST-1A) 」セッションの概要
今回のバージョンアップは、5年ぶりのメジャーバージョンアップであり、柔軟性、セキュリティとコンプライアンス、次世代サービス基盤の3本柱を実現するためのソリューションを提供する。
Micorosoftは、柔軟性を実現するために、戦略的な仮想化技術を展開する。
一般によく言及される、サーバのみ仮想化ではなく、サーバ、プロファイル、プレゼンテーション、デスクトップ、アプリケーションと包括的に仮想化技術を提供する。また運用管理として、SystemCenterを提供(非MS製品も管理可能)する。
特に、サーバの仮想化としては、Xen同様SuperVisor方式を採用したHyper-Vという仮想化技術を提供する。SuperVisor方式であるため、現行のVirtualServer2005R2とくらべて倍以上の速度差を体感できる。
従来のターミナルサーバーは、デスクトップまるごと表示していたが、アプリケーションのWindowのみを転送することが可能なRemoteAppを提供する。また、TSゲートウェイという、インターネット(SSL)経由でリモートデスクトップや、RemoteApp利用できる機能を提供する。これにより、社外から社内のアプリケーションを利用するために、VPNを構築したり、社内アプリケーションをWeb化するなどのコストをかける必要がなくなる。
セキュリティでは、NAP(NetworkAccessProtection)という検疫サービスを標準で提供する。検疫サービスは、現状コストがかかる上に効果が薄く、設定も複雑なため、導入が進んでいない。NAPでは、管理ポリシーを常時監視し、違反しているPC等は、接続させない。標準で提供されている管理ポリシー以外のポリシーを設定したい場合、SDK(C言語)が提供されている。
次世代サービス基盤として、IIS7.0では、RIA(RichInteractiveApplication)である、Silverlightの提供が容易になる。また、国内で数十万人の開発者を擁するPHPにも対応する。Apacheからの移行も容易になる。
上記3本柱を支えるソリューションとして、管理性では、Windows Power Shellの提供、これは、Cシェルや、bashと同等のもので、Windows Serverのすべての機能にアクセスできる。また、堅牢製を担保するために、Server Core(コマンドプロンプトのみの構成 不要サービスはインストールされない)、フェイルオーバークラスタなどが提供される。次世代プロトコルスタック(IPv6)も、Windows Vista、Windows Server 2008で、スクラッチから実装しなおされている(これまでは、Windows 95時代に実装されたものに修正を重ねてきた)
これらをもって、TCOの削減により、現在の調査では、新規開発20%、保守運用80%となっているIT投資の割合を逆転させたい。
以上
キーワード
仮想化: SystemCenter、Hyper-V、RemoteApp、TSゲートウェイ
セキュリティ: NAP、読み取り専用ドメインコントローラ
Web:IIS7.0(PHP)、Silverlight