VirtualBox ポータブル(Portable-VirtualBox) はすぐれもの
本屋で、PortableーVirtualBox の記事(といっても1ページだが)に惹かれて、Ubuntu Magazine Japan vol.01 を購入。
なんと、USB メモリに VirtualBox と 仮想マシンを入れることができるツールのようだ。
インストール手順
1.ダウンロードしたファイルを、ターゲットのSUBメモリに解凍。
Ubuntu Magazine Japan vol.01 によると、4G以上は必要とのこと。実際にインストールし終わって、2.7G程度使っている。
2.解凍された、Portable-VirtualBox.exe を実行
まず、Download Instrallation file of VirtualBox を実行し、ダウンロードが終わったら、OK。
3.VirtualBox 起動
起動時に、Sun のサポート対象ではない旨のスプラッシュがでて、VirtualBox が起動する。
4.あとは、通常通りにVirtualBoxに仮想マシンを作成する。
Ubuntu Magazine Japan vol.01 の付録のUbuntuを入れてみた。
インストール後に、コンソールから以下を実行すると、マウスのキャプチャがシームレスになったり、画面サイズの柔軟な調整機能が有効になる。
sudo apt-get update sudo apt-get install dkms sudo /media/cdrom/VBoxLinuxAdditions-x86.run
5.問題点
これはすごい!USBブートのLinuxだと、たとえば漫画喫茶で使ったりしようと思うと、BIOSの設定が変更できなくて結局使えなかったりするけど、これならどこでも使えるじゃん!
・・・と思ったんですが、別マシンにもってったところ、
「選択した仮想マシンにアクセスできません」というエラーに
・ コンピュータの管理から、作成したPCとドライブレターをあわせてみる
・ HDDイメージは作成したものを使い、仮想マシンを新規作成してみる
を行ったのですが、解決せず。残念。
2009/12/13 追記
上記で、エラーになったマシンには、すでにバージョン違いの VirtualBox がインストールされていたのだが、そちらが動かなくなってしまった。
起動しようと思ったところ、COMオブジェクトの作成に失敗しました。エラー。
VirtualBox を再インストールする羽目に。作成済みの仮想マシンは問題なく利用できるため、大きな影響はないが・・・
んーーー そもそも、持ち運んだ先のPCにVirtualBoxがすでに存在していたので、エラーになっていたのか?
いずれにしても、USBメモリに完全に環境が分離されるわけではなさそうなので、非常におもしろいソフトだが、慎重に使う必要があるかも。
2009/12/20 追記
コメントにあるとおり、ごとうさんが調査してくれました。どうもPortable VirtualBox は起動時にレジストリにCOMを登録に行き、終了時に削除しているらしい。なので、別バージョンがすでにインストールされていると、そいつのエントリーを破壊するのでPCに直接インストールされていたものが起動しなくなる。
ホスト側の環境にここまで影響を与えるのはちょっといただけないなぁ。少なくとも自宅ではそれぞれのPCにVirtualBoxが入っていたりするので使えない。漫画喫茶で使う分にはいいかも。
Portableですか!それは便利ですね。
この問題、VirtualBox.xmlを編集すればうまく行くような気がします。
PortableではVirtualBox.xmlがどこに保存されているのかは存じませんが…。
バージョンの違いによるエラーもおそらくこの類のファイルを編集することで解決できると思います~。
情報どうもです!
結構使えそうだったんですが、すんなりいかなかったので問題追及自体をするに至りませんでした。解決方法をやふる(yahooる)ことすらしていない。年かな~。万が一解決したら改めて報告します!!
バージョン違いのVBoxのエラー、やっぱりどうしようもないみたいですねぇ。
Portableの起動をしたときにレジストリに書き込み(既存のVBoxのレジストリの値が書き換えられる)、終了したときに消去するみたいです。
あらら~…。
調査どうもありがとうございます!
そーゆーことでしたか。レジストリ消しちゃうんですね~ それはいただけないなぁ
だから、CLSID が見つからなくなっちゃうんですね。