Xen 仮想マシンを FedoraCore6 から CentOS5に入替え
Xen を導入し、仮想サーバー2台体制を敷いてきたけれど、やっとサブ仮想マシンの出番が来た。
本当はサーバー購入したいところだが、昨今の状況からそれもかなわない。
構築したままファイルサーバーにしてたサブ仮想マシンを再構築、必要なコンテンツを移行して入れ替えることとする。
といっても、実際に移行するのはブログとWikiだけだけど。
ゲストOSの削除
イメージファイルをストレージとして利用している場合は、それを削除するようだが、論理ボリュームにインストールしてたので、以下の設定ファイルを削除するだけ。
/etc/xen/{ゲストOSホスト名}
削除する前に、必要な内容の退避を忘れずに行う。
新規ゲストOSのインストール
新規OSとして、CentOS5 をインストールする。
(FedoraCore6の)GUIからのインストールは失敗必至なので、テキストモードで行う。
xenguest-install を実行。
# xenguest-install What is the name of your virtual machine? [ドメインU名] How much RAM should be allocated (in megabytes)? [メモリサイズ] What would you like to use as the disk (path)? [インストールパス] Would you like to enable graphics support? (yes or no) yes What is the install location? [ダウンロードサイト] Starting install...
ダウンロードサイトには、このあたりを指定。
ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/5.5/os/i386/
具体的には、以下の様な入力となる。以前の奮闘記は、こちら。
# xenguest-install What is the name of your virtual machine? garuda How much RAM should be allocated (in megabytes)? 255 What would you like to use as the disk (path)? /dev/mapper/VolGroup00-LogVol02 Would you like to enable graphics support? (yes or no) no What is the install location? ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/5.5/os/i386/
後は普通にインストールするだけ。
日本語フォントのインストール
ただ、テキストモードでインストールすると、日本語フォントがインストールされない。GUIを使う必要があればインストールしておく
# yum install fonts-japanese
そのままだと日本語が表示されないが、
インストールすると日本語が表示されるように。
メモリサイズの変更
メインとサブを入替えるので、メイン側のメモリサイズを大きく、サブを小さく変更。
設定ファイル /etc/xen/{ゲストOSホスト名} の以下の記述を変える。
memory = "448"
以上。と、拍子抜けするほどあっけなく終了。
が、、、この後、Movable Type を 3 から 5 にするのに、結構はまることに。