Macbook Air 2011 にインストールした Ubuntu 20.04 でバックスラッシュを入力できるようにする

 

メルカリで古いMacを購入してUbuntuをインストールしてMac的なトラックバッドジェスチャーを設定、キーボード設定をMacのそれにしていた。

Macではoption + ¥ でバックスラッシュを入力できるのだが 上記手順で設定した、Ubuntuでは¥のまま。。。

とりあえず、コピペで逃げてたのだが、やはりイラつくので、ググりながら以下の対応をとる。

xmodmap の変更でMac同様に、option + ¥ としたかったが、なぜか文字化けしてしまうので、/usr/share/X11/xkb/symbols 以下のファイルを編集することで対応。

  1. 右上の¥が押されたら、\ 
  2. 右下の_を¥とし、Shiftと同時に押したら_(Windowsに寄せる)

ubuntu_keymap.png

とする。

1.押されたキーコードを確認する

以下で、小さなウィンドウが立ち上がるので、そこでキーを押下すると情報が表示される。

変更前には、yen となっているのがわかる。

$ xev | grep keycord

ubuntu_key_event.png

2.設定ファイルの場所を確認

以下のコマンドで、xkb_symbols に記載されているところに設定ファイルがある 

$ setxkbmap -print
xkb_keymap {
 xkb_keycodes { include “evdev+macintosh(jisevdev)+aliases(qwerty)” };
 xkb_types { include “complete+numpad(mac)” };
 xkb_compat { include “complete+ledscroll(group_lock)” };
 xkb_symbols { include “macintosh_vndr/apple(alukbd)+macintosh_vndr/jp(usmac)+inet(evdev)+macintosh_vndr/jp(alujiskeys)+us:2+capslock(none)+ctrl(nocaps)” };
 xkb_geometry { include “macintosh(applealu_jis)” };
};

ubuntu_keyboard_config.png

3.設定ファイルの編集

上記で確認した設定ファイル、/usr/share/X11/xkb/symbols/macintosh_vndr/jp をバックアップをとりつつ修正。

key { [ yen, bar ] };

replace key { [ underscore] };

 を以下に修正して再起動

xkb_symbols "usmac" {
    name[Group1]    = "Japan - Macintosh, US map";
    include "jp(common)"

    key <JPCM> { [ KP_Separator ] };
    key <AE13> { [ backslash, bar ] };
    replace key <AE10> { [ 0      ] };
    replace key <AB11> { [ yen, underscore ] };
    replace key <CAPS> { [ Caps_Lock ] };
};

ubuntu_edit_keyboard_config.png

4.OK

ubuntu_success_backslash.png

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