US配列になるのはいい。¥記号をMacのリモートデスクトップからWindowsに入力したい
MacのMicrosoft Remote Desktopアプリはかなり便利。
Windowsだけでなく、UbuntuのRDPサーバー導入してベットに寝ながら、色々接続できる。
なんだけど、MacからWindowsに接続するとキーマップが色々厄介。
・JIS配列だけど、US配列として認識されてしまう
・バックスラッシュ(5C)が入力できない
もう、US配列なのは、配列覚えれば良い(ふるさと納税で間違って、US配列のREAL FORCEいただいたのを機会に覚えた)
のだが、バックスラッシュ(Macだと、fn+¥)が入力できないと色々困る。
とはいえ、そんなに使用頻度が高くなかったので、エクスプローラーのパスから都度¥をコピーしたり、IMEに登録したりして凌いでいた。
ググったりしても、なかなか簡単に設定できそうにないので、、、
とはいえ、ちょっと、込み入ったことをしたくなったので、腰を据えて対応する。
以下の神記事が参考になった
上記記事で完了できれば、このブログにメモる必要もないのだが、若干調整したので要所をメモしておく。
1.Earbiner-Elementsのダウンロードとインストール
Karabiner-Elements (pqrs.org) からDownloadとインストールを行い、適宜セキュリティの許可を行う。
Lanchpadに以下のアイコンが表示される
キーボードの設定に表示されるようになる。
2.カスタム設定を行う
Microsoft RDPでWindows機につなげる時の日本語キーボード問題 – Qiita から、ファイルをダウンロードできるので、そのままで良い場合、それを利用するのが吉かと思います。
自分は以下の課題がありました。
- Remote Desktop の識別子が上記と異なった(バージョン?)
- ¥を押したときの挙動が期待と異なった
上記のために、対応します。
以下の設定をすると、Remote Desktopを動かした時だけ、設定を自動で有効化できるようです。
2.1 Remote Desktop アプリの識別子を取得する。
カスタムファイル(後述)の bundle_identifiers にRemote Desktop の識別子を記入するのだが、何を記入するのかを調べる
frontmost_application_if, frontmost_application_unless | Karabiner-Elements (pqrs.org)
下図のように、Karabiner-EventViewer を起動し、Remote Desktop上で適当にキーを押すと、取得できる。
ここで、上記サイトから入手した設定ファイルと、識別子が、異なる(mac と macos)ことが判明。
2.3 カスタム設定の編集
Miscタブから、右下のボタン(Open config folder)で、Finderで設定ファイルの場所が開く
karbiner/assets/conplex_modifications に設定用のjsonを置く。
remotedesktop-backslash-input.json
Mac上で、¥(international3) を押下した時に、Windowsにバックスラッシュ(5c)を送信するように試行錯誤で設定。
{ "title": "RDP Custom keyboard", "rules": [ { "description": "Remotedesktop backslash input", "manipulators": [ { "type": "basic", "from": { "key_code": "international3", "modifiers": { "optional": [ ], "mandatory": [ ] } }, "to": [ { "key_code": "backslash", "modifiers": [ ] } ], "conditions": [ { "type": "frontmost_application_if", "bundle_identifiers": [ "^com\\.microsoft\\.rdc\\.macos$" ] } ] } ] } ] }
2.4 設定の反映
Comples modifications から Add rule
先ほど配置した設定ファイルの内容が読み込まれるので、Enable
3.確認
Remote Desktopで接続して、エディタで入力した文字コードを確認!
来た!!!
Explorerにパスも打てる!!
Ubuntuに接続した時の挙動は別途確認。
やり方は心得たので、適当に調整する。