「Struts2 カスタムタグ 文法」の版間の差分
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もし、"postalCode"プロパティが、value stack にある場合、input フィールドには、その値がセットされます。フィールドがフレームワークにサブミットされたとき、コントロールの値は、"postalCode"プロパティにセットされます。 | もし、"postalCode"プロパティが、value stack にある場合、input フィールドには、その値がセットされます。フィールドがフレームワークにサブミットされたとき、コントロールの値は、"postalCode"プロパティにセットされます。 | ||
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'''ラベルのセットに式を使用する''' | '''ラベルのセットに式を使用する''' | ||
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getTextメソッドは、ActionSupportにより提供されています。ActionSupportは、ほとんどのアクションの基底クラスです。 | getTextメソッドは、ActionSupportにより提供されています。ActionSupportは、ほとんどのアクションの基底クラスです。 | ||
Actionは、スタックに乗っているため、getTextを含む、どのメソッドも式から呼び出すことができます。 | Actionは、スタックに乗っているため、getTextを含む、どのメソッドも式から呼び出すことができます。 | ||
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'''booleanを評価''' | '''booleanを評価''' | ||
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multiple 属性は、booleanプロパティにマップされるため、フレームワークは値をStringと解釈しません。 | multiple 属性は、booleanプロパティにマップされるため、フレームワークは値をStringと解釈しません。 | ||
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'''boolean を評価(詳細)''' | '''boolean を評価(詳細)''' | ||
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'''boolean を評価(プロパティの使用)''' | '''boolean を評価(プロパティの使用)''' | ||
− | + | <s:select label="%{getText("state.label")}" name="state" multiple="allowMultiple"/> | |
'''boolean を評価(プロパティの使用 詳細)''' | '''boolean を評価(プロパティの使用 詳細)''' | ||
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===value は オブジェクト!=== | ===value は オブジェクト!=== | ||
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'''きっと動作しない!''' | '''きっと動作しない!''' | ||
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もし、textfield が、"CA"という値を渡されたら、フレームワークは、getCa プロパティを探す。おそらくそれは、意図するところではない。文字列を渡すことを意図しているはずだ。式言語においては、定数は、引用符に囲んで表す。 | もし、textfield が、"CA"という値を渡されたら、フレームワークは、getCa プロパティを探す。おそらくそれは、意図するところではない。文字列を渡すことを意図しているはずだ。式言語においては、定数は、引用符に囲んで表す。 | ||
'''文字列定数を渡す正しい方法''' | '''文字列定数を渡す正しい方法''' | ||
− | + | <s:textfield label="%{getText("state.label")}" name="state" value="%{'CA'}" /> | |
もうひとつの方法は、value="'CA'"とする方法だ。しかし、こういった例では、式言語の記法を推奨する。 | もうひとつの方法は、value="'CA'"とする方法だ。しかし、こういった例では、式言語の記法を推奨する。 |
2020年2月15日 (土) 08:06時点における版
Struts2 カスタムタグ 文法
テンプレート:Include html import keyword html, "!struts2" カスタムタグは、動的なデータを表示するように設計されています。"postalCode"プロパティを表示するinput フィールドを生成するには、"postalCode"を textfield タグに渡します。
動的 input field の生成
<s:textfield name="postalCode"/>
もし、"postalCode"プロパティが、value stack にある場合、input フィールドには、その値がセットされます。フィールドがフレームワークにサブミットされたとき、コントロールの値は、"postalCode"プロパティにセットされます。
しばしば、動的なデータをタグに渡したい場合があります。例えば、inputフィールドとラベルを表示する場合に、ラベルの内容をアプリケーションの メッセージリソースから取得したいとします。この場合、適宜フレームワークはタグの属性に含まれる式を解析するので、動的な属性をタグに混ぜ込むことができます。式のエスケープシーケンスは、"%{ ... }" です。エスケープシーケンスに埋め込まれたどのようなテキストも、式として評価されます。
ラベルのセットに式を使用する
<s:textfield label="%{getText("postalCode.label")}" name="postalCode"/>
[OGNL 式言語]は、メソッドを呼び出し、プロパティを評価します。 getTextメソッドは、ActionSupportにより提供されています。ActionSupportは、ほとんどのアクションの基底クラスです。 Actionは、スタックに乗っているため、getTextを含む、どのメソッドも式から呼び出すことができます。
文字列ではない属性属性
HTTPプロトコルは、テキストベースですが、いくつかのタグは、文字列ではない属性型を持ちます。例えば、boolやintなど。 文字列ではない属性を利用するため、フレームワークが全ての文字列ではない属性を式として評価します。 以下の例では、エスケープ記法を使用する必要はありません。(もし付加したとしても、フレームワークが取り除きます)
booleanを評価
<s:select label="%{getText("state.label")}" name="state" multiple="true"/>
multiple 属性は、booleanプロパティにマップされるため、フレームワークは値をStringと解釈しません。 値は式として評価され、自動的にbooleanに変換されます。
属性がStringかそうでないかは忘れやすいため、エスケープ記法を使用することもできます。
boolean を評価(詳細)
<s:select label="%{getText("state.label")}" name="state" multiple="%{true}"/>
boolean を評価(プロパティの使用)
<s:select label="%{getText("state.label")}" name="state" multiple="allowMultiple"/>
boolean を評価(プロパティの使用 詳細)
<s:select label="%{getText("state.label")}" name="state" multiple="%{allowMultiple}"/>
value は オブジェクト!
ほとんどの場合、value属性は自動でセットされるので、name属性は通常どのプロパティをvalueにセットするのかをフレームワークに教えます。 しかし、valueを直接設定する理由がある場合、valueは、オブジェクトであり、Stringではないことを承知しておく必要がある。
※ valueはStringではないため、いつでも、valueは評価されるべき式として渡される。- 文字列定数としてではない。
きっと動作しない!
<s:textfield label="%{getText("state.label")}" name="state" value="CA"/>
もし、textfield が、"CA"という値を渡されたら、フレームワークは、getCa プロパティを探す。おそらくそれは、意図するところではない。文字列を渡すことを意図しているはずだ。式言語においては、定数は、引用符に囲んで表す。
文字列定数を渡す正しい方法
<s:textfield label="%{getText("state.label")}" name="state" value="%{'CA'}" />
もうひとつの方法は、value="'CA'"とする方法だ。しかし、こういった例では、式言語の記法を推奨する。
要約すれば、タグの属性は、3つのルールにより評価される。
- 全ての文字列属性型は、"%{ ... }"として、解析される。
- すべての文字列でない属性型は、解析されない。しかし、直接式が書かれたものとして評価される。
- 文字列ではない属性でエスケープ記法"{%{}"を利用した場合、ルール2の例外となる。この記法は冗長として無視され、内容が評価される。
© 2006 矢木浩人