| PHP |
FuelPHP
思想
- 規約より設定
- MVCパターン
- テンプレートエンジンは、独自言語ではなくPHP
- oilコマンドで、コードの自動生成、データベースマイグレーション、パッケージインストール、自作コードの実行が可能
環境構築
Ubuntu
oil クイックインストール
piroto@phpenv:~$ curl -L https://get.fuelphp.com/oil | sh
% Total % Received % Xferd Average Speed Time Time Time Current
Dload Upload Total Spent Left Speed
100 479 100 479 0 0 447 0 0:00:01 0:00:01 --:--:-- 449
~/.bashrcにPATHを追加
export PATH="/opt/lampp/bin:$PATH"
FuelPHPのインストールと新しいプロジェクトを作成
$ oil create test_prj
$ ls test_prj/
CHANGELOG.md LICENSE.md TESTING.md composer.lock docs oil
CONTRIBUTING.md README.md composer.json composer.phar fuel public
- Apacheからアクセスできるようにシンボリックリンクを設定
$ cd /opt/lampp/htdocs/
$ ln -s ~/workspaces/test_prj/public test_prj
PHPUnitのインストール
PHPUnitのインストール
ライブラリ
配置場所
- サードパーティ製のライブラリを配置する場所
- fuel/vendor
- fuel/packages
設定
設定ファイル
ファイル名
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内容
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config.php
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メイン設定
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db.php
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DB設定
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routes.php
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ルーティング設定
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環境
環境別の設定ファイル
クラス定数
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値
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意味
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Fuel::DEVELOPMENT
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development
|
開発環境
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Fuel::TEST
|
test
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テスト環境
|
Fuel::STAGING
|
staging
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ステージング環境
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Fuel::PRODUCTION
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production
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本番環境
|
環境の設定
- 現在の環境は、FUEL_ENV の値により決定
- .htaccessが利用できる環境では、
- SetEnv FUEL_ENV production
- 環境変数 FUEL_ENV が定義されていない場合のデフォルトは開発環境
- 環境変数が設定できない場合、fuel/app/bootstrap.php の以下を設定を変更
- Fuel::$env = \Arr::get($_SERVER, 'FUEL_ENV', \Arr::get($_ENV, 'FUEL_ENV', \Fuel::DEVELOPMENT));
設定ファイル
ログ
- fuel/app/logs に日付別で出力される
- 出力レベルは、config.php に指定
'log_threshold' => Fuel::L_ALL,
MVC
URL基本
http://hoge.jp/コントローラ/メソッド[/パラメータ1[/パラメータn]]
ディレクトリ構成
/
├── composer.json ・・・ Composer設定
├── composer.lock ・・・ Composerによりインストールされた情報
├── composer.phar ・・・ Composer実行環境(アーカイブ)
├── docs ・・・ ドキュメント
├── fuel
│ ├── app ・・・ アプリケーション
│ ├── core ・・・ FuelPHP本体
│ ├── packages ・・・ FuelPHPおよびユーザー作成パッケージ
│ └── vendor ・・・ Composerパッケージ
├── oil ・・・ oilコマンド
└── public
├── assets ・・・ JavaScript ,CSSなど公開リソース
└── index.php ・・・ フロントコントローラ
app
├── bootstrap.php ・・・ Coreクラスの置き換え時などに使用するブートストラップファイル
├── cache ・・・ キャッシュ
├── classes
│ ├── controller ・・・ コントローラ
│ ├── model ・・・ モデル
│ └── presenter ・・・ プレゼンタ(ViewModel)
├── config
│ ├── config.php ・・・ 全体設定
│ ├── db.php ・・・ DB設定
│ ├── development ・・・ 開発環境用設定
│ ├── oil.php
│ ├── production ・・・ 本番環境用設定
│ ├── routes.php ・・・ ルーティング設定
│ ├── staging ・・・ ステージング環境用設定
│ └── test
├── lang ・・・ 言語ファイル
├── logs ・・・ ログ
├── migrations ・・・ マイグレーション
├── modules ・・・ MVCをフォルダ別にまとめるモジュール機能
├── tasks ・・・ コマンドラインから実行されるタスク
├── tests ・・・ テスト
├── themes ・・・
├── tmp ・・・ 一次ファイル
├── vendor ・・・ サードパーティ製ライブラリを配置
└── views ・・・ ビュー
コントローラー
文字列を返す
<?php
class Controller_Sample extends Controller {
public function action_index() {
return 'Sample!!';
}
}
?>
ルーティング
- fuel/app/config/routes.php で設定
- リクエストされたURIと実行されるURIを配列で定義
- 上から順に評価されマッチしたら終了
return array(
'login' => 'user/login'
)
予約済みルート
- _root_ : コントローラーがないURI、トップページにアクセスした場合
- _404_ : コントローラーやメソッドが定義されていない場合のルート
正規表現によるルーティング
正規表現
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意味
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:any
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任意の部分にマッチ
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:segment
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URIの1つのセグメントにマッチ
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:num
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数字にマッチ
|
:alpha
|
文字にマッチ
|
:alnum
|
文字と数字にマッチ
|
'hoge/(:any)' => 'hoge/entry/$1',
名前付きパラメータ
- URLセグメントに名前をつける
- 先頭に、:をつける
'hoge/:year/:month' => 'hoge/entry',
- コントローラーでは、$this->param('year'); などで参照できる
名前付きルート
- ルートに名前をつける
- 'name' => 'hello' が名前定義、helloが名前
- Router::get('hello'); でURLを取得できる
'hello(/:name)?' => array('welcome/hello', 'name' => 'hello'),
Coreクラス
Core
DB
Authパッケージ
- http://fuelphp.jp/docs/1.7/packages/auth/intro.html
- Fuel における標準化された認証インターフェイスを提供
- ユーザは自分自身で新しいドライバを書くことができ、 基本的なメソッドを保つことで、古いコードに新しいドライバを簡単に統合可能
- インターフェースには 3 つのタイプのドライバが含まれています
- login ドライバは、ユーザーのログインを処理し同時に複数の login ドライバを扱うことができます
- ログインの種類を気にせず group ドライバを使用し、 2 つのタイプのログインを グループ化できます
ドライバ
- ローカルアクセスを提供する2つのドライバが含まれ、1つ以上のデータベースのテーブルを使用
ドライバ
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概要
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Simpleauth
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基本ドライバセット。ユーザー情報の確認にDBテーブルを利用、グループ、ロール、ACLは設定ファイルに格納。ユーザーレコードにシリアライズされメタデータを格納
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Ormauth
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ユーザー、グループ、ロール権限すべての情報をDBに格納し、アクセスのために、ORMモデルを使用。APIはSimpleauthとほぼ互換
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Opauth
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PHP用マルチプロバイダ認証フレームワーク composer でインストールされる。OAuth、OpenIDを使用
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Authパッケージには、ドライバに必要なテーブルを作成するためのマイグレーションファイルが含まれる。作成要否は、Auth設定ファイルで決定