関係 R において、ある属性値がきまると、対応する別の属性値が一意的に決まる(従属する)性質
名称 | 内容 |
---|---|
関数従属 | Aが決まるととBが一意に決まる |
関係R の 属性A,Bの間のN対MやN対1のような対応関係を写像という | |
Aのどの値もそれぞれBの1つの値に対応する写像、 即ちN対1(1対1も含む)の写像を持つ場合をBはAに関数従属であるという | |
A→Bと記述 | |
Aに対するBの値は重複してもよい | |
完全関数従属 | Aを部分に分解できるとき、その部分いずれかのみにBが関数従属しない |
Aが部分集合A1,A2,A3,からなり、
|
|
部分関数従属 (Partial Dependancy) | 関係Rにおいて、キー以外の属性(非キー属性)が、キーの一部に関数属性すること |
推移関数従属 (Transitive Functional Dependency) |
従属性が、ある属性を経由して推移的に起こっている
関係Rの重複しない 属性A,B,C において
|
関係Rのどの属性BjもAに関数従属であり(一意性)、 Aから属性の一部を取り除くと関数従属にならないようなBjが存在する(非冗長性)時、 このAを候補キーという
Uを関係Rの属性集合とする
B⊆A⊆U の時、A→Bは関数従属である
A→Bが成立し、かつC⊆Uの時、AC→BCが成り立つ
A,B,Cは属性の集合であり、ACはA∪Cの略記である
A→B と B→C が成立すると、A→Cが成立する
A→B,A→Cが成立すると、A→BCが成立する