ADDDRV.EXE
キャラクタ型デバイスドライバを組み込む

ADDDRV [ドライブ:][パス]ファイル名
[ドライブ:][パス]ファイル名 定義ファイルを指定
ARP.EXE
IP アドレスとMACアドレスの対応関係を知る

ARP -s IPアドレス MACアドレス [インターフェース番号]
ARP -d IPアドレス [インターフェース番号]
ARP -a [IPアドレス] [-N インターフェース番号]
ASSOC
ファイル拡張子の関連付けを表示または変更

ASSOC [.拡張子[=[ファイルタイプ]]]

.拡張子 ファイル タイプに関連付ける拡張子を指定
ファイルタイプ 拡張子に関連付けるファイル タイプを指定
AT.EXE
AT コマンドは、指定された日時にコマンドとプログラムがコンピュータで実行されるようにスケジュールする AT コマンドを使用するには、
Schedule サービスが実行中の必要がある

AT [\\コンピュータ名] [ [id] [/DELETE] | /DELETE [/YES]]
AT [\\コンピュータ名] 時刻 [/INTERACTIVE]
[ /EVERY:日付[,...] | /NEXT:日付[,...]] "コマンド"

\\コンピュータ名 リモート コンピュータを指定します このパラメータを省略したときは、ローカル コンピュータでコマンドがスケジュールされる
id スケジュールされたコマンドに割り当てられた識別番号
/delete スケジュールされたコマンドを取消
id を指定しなかったときは、コンピュータでスケジュールされているすべてのコマンドが取り消される
/yes 確認せずにすべてのジョブ コマンドを取り消すときに使用
時刻 コマンドが実行される時刻を指定
/interactive ジョブの実行中、ジョブはログオンしているユーザーのデスクトップとの対話を許可する
/every:日付[,...] 毎週指定した曜日に、または毎月指定した日にコマンドが実行される 日付を省略したときは、その月の今日の日付が使用される
/next:日付[,...] 指定したコマンドが次の日付 (たとえば、次の火曜日) に実行される 日付を省略したときは、その月の今日の日付が使用される
"コマンド" 実行する Windows NT コマンド、またはバッチ プログラム
ATTRIB.EXE
ファイル属性を表示または変更

ATTRIB [+R | -R] [+A | -A] [+S | -S] [+H | -H] [[ドライブ:] [パス] ファイル名]
[/S [/D]]

+ 属性を設定
- 属性を解除
R 読み取り専用属性 
A アーカイブ属性 
S システム ファイル属性 
H 隠しファイル属性 
/S 現在のディレクトリとすべてのサブフォルダの一致するファイルを処理
/D フォルダも処理します
BREAK [98]
Ctrl+C キーの拡張チェック機能の設定と解除をします.

BREAK [ON | OFF]

パラメータの指定がなければ, 現在の BREAK 設定が表示されます.
CALL
バッチ プログラムを別のバッチ プログラムから呼び出します 

CALL [ドライブ:][パス]ファイル名 [バッチパラメータ]

バッチパラメータ バッチ プログラムで必要なコマンド ライン情報を指定します 
コマンド拡張機能を有効にすると、CALL は次のように変更されます:
CALL コマンドは、CALL のターゲットとしてラベルを受け付けるようになります 構文は、次のとおりです:

CALL :ラベル 引数

指定された引数で新しいバッチ ファイル コンテキストが作成され、指定されたラベルの次の文に制御が渡されます バッチ スクリプト ファイルの
最後に 2 回到達することによって、2 回 "終了" する必要があります 1 回目に最後に到達したときには、制御は CALL 文の次の行に返されます 
2 回目に、バッチ スクリプトが終了します バッチ スクリプトから "戻る" ための GOTO :EOF 拡張機能の説明については、GOTO /? と入力してください
また、バッチ スクリプトの引数参照 (%0、%1 など) の展開は、次のように変更されました:

%* バッチ スクリプト内では、すべての引数 (%1、%2、%3、%4、%5 など) を参照します 

バッチ パラメータ (%n) の置換は拡張されました 次のオプション構文を使うことができます:

%~1 - すべての引用句 (") を削除して、
%1 を展開します 
%~f1 - %1 を完全修飾パス名に展開します 
%~d1 - %1 をドライブ文字だけに展開します 
%~p1 - %1 をパスだけに展開します 
%~n1 - %1 をファイル名だけに展開します 
%~x1 - %1 をファイル拡張子だけに展開します 
%~s1 - 展開されたパスは、短い名前だけを含みます 
%~a1 - %1 をファイル属性に展開します 
%~t1 - %1 をファイルの日付/時刻に展開します 
%~z1 - %1 をファイルのサイズに展開します 
%~$PATH:1 - PATH 環境変数に指定されているディレクトリを
検索し、最初に見つかった完全修飾名に %1 を
展開します 環境変数名が定義されていない場合、
または検索してもファイルが見つからなかった
場合は、この修飾子を指定すると空の文字列に
展開されます 

修飾子を組み合わせて、複合結果を得ることもできます:

%~dp1 - %1 をドライブ文字とパスだけに展開します 
%~nx1 - %1 をファイル名と拡張子だけに展開します 
%~dp$PATH:1 - PATH 環境変数に指定されているディレクトリを
検索して %1 を探し、最初に見つかったファイル
のドライブ文字とパスだけに展開します 
%~ftza1 - %1 を DIR の出力行のように展開します 

上の例の %1 と PATH は、ほかの有効な値で置き換えることができます %~ 構文は有効な引数の数によって区切られます %~ 修飾子は %* と同時には使用できません 
CD
現在のディレクトリを変更したり、ディレクトリ名を変更

CHDIR [/D] [ドライブ:][パス]
CHDIR [..]
CD [/D] [ドライブ:][パス]
CD [..]

.. 親ディレクトリに変更するときに指定

CD ドライブ: と入力すると指定されたドライブの現在のディレクトリを表示
パラメータを指定しないで CD と入力すると、現在のドライブとディレクトリを表示
現在のディレクトリだけでなく、現在のドライブも変更するには /D オプションを使用

コマンド拡張機能を有効にすると、CHDIR は次のように変更されます

現在のディレクトリの文字列に入力された大文字と小文字は、ディスク上の名前と同じになるように変換されます たとえば、ディスク上のディレクトリ名がTemp である場合、CD C:\TEMP と入力すると、現在のディレクトリは C:\Tempに設定されます 

CHDIR コマンドは空白を区切り文字として扱わなくなるため、空白文字を含むサブディレクトリ名を引用符で囲まなくても、そのサブディレクトリに CD できるようになります たとえば、

cd \winnt\profiles\username\programs\start menu

は、次と同じです

cd "\winnt\profiles\username\programs\start menu"

拡張機能が無効である場合は、こちらを入力します
CHCP.COM
現在のコード ページ番号を表示または設定

CHCP [nnn]

nnn コード ページ番号を指定

現在のコード ページ番号を表示するときは、パラメータを指定せずに CHCP と入力
CHDIR
CD参照
CHEV.COM [98]
日本語モードと英語モードの切り替えをします.

CHEV [JP / US]

JP 日本語モードに切り替えます.
US 英語モードに切り替えます.

パラメータの指定がなければ, 現在のモードが表示されます.

CHEV コマンドの代わりに JP, US コマンドを使用してください.
いくつかの選択肢から選ぶためのプロンプトを表示します.
CHKDSK.EXE
ディスクをチェックし、現在の状態を表示します 

CHKDSK [ボリューム[[パス]ファイル名]]] [/F] [/V] [/R] [/X] [/I] [/C] [/L[:サイズ]]

ボリューム ドライブ文字 (文字の後にはコロンを付ける)、マウントポイント、ボリューム名を指定
ファイル名 FAT のみ: 断片化をチェックするファイルを指定
/F ディスクのエラーを修復
/V FAT/FAT32:ディスクの全ファイルの完全なパスと名前を表示
NTFS: クリーン アップ メッセージがあればそれも表示
/R 不良セクタを見つけ、読み取り可能な情報を回復します(/F を意味します)
/L:サイズ NTFS のみ: ログ ファイル サイズを指定された KB 数に変更します サイズが指定されていないときは、現在のサイズを表示
/X 必要であれば、最初にボリュームを強制的にマウントを解除します ボリュームへ開かれているすべてのハンドルは、無効
/I NTFS のみ: インデックス エントリのチェックを抑制して実施
/C NTFS のみ; フォルダ構造内の周期的なチェックをスキップ
/I または /C スイッチは、ボリュームのあるチェックをスキップして、Chkdsk の実行時間を短縮
CHOICE.COM [98]
ユーザーのキー入力を取得

CHOICE [/C[:]選択肢] [/N] [/S] [/T[:]c,nn] [文字列]

/C[:]選択肢 選択肢として有効なキーを指定します. 既定値は YN です.
/N プロンプトの終わりに選択肢と ? を表示しません.
/S 選択キーの大文字/小文字を区別します.
/T[:]c,nn nn秒経過した後の選択肢の既定値を c に設定します.
文字列 表示するプロンプト文字列を指定します.

ERRORLEVEL はユーザーが選択肢の中から押すキーのオフセットに設定されます.
CLS
画面を消去
CMD
Windows 2000 コマンド インタープリタの新しいインスタンスを開始します。

CMD [/A | /U] [/Q] [/D] [/E:ON | /E:OFF] [/F:ON | /F:OFF] [/V:ON | /V:OFF]

[[/S] [/C | /K] 文字列]

/C "文字列" に指定されたコマンドを実行した後、終了します。
/K "文字列" に指定されたコマンドを実行しますが、終了しません。
/S /C または /K の後の文字列の扱いを変更します (以下の説明を参照してください)。
/Q エコーをオフにします。
/D レジストリからの AutoRun コマンドの実行を無効にします(下記を参照してください)。
/A 内部コマンドの出力結果を ANSI でパイプまたはファイルに出力します。
/U 内部コマンドの出力結果を Unicode でパイプまたはファイルに出力します。
/T:fg 前景色および背景色を設定します (詳細は COLOR /? を参照してください)。
/E:ON コマンド拡張機能を有効にします (以下の説明を参照してください)。
/E:OFF コマンド拡張機能を無効にします (以下の説明を参照してください)。
/F:ON ファイル名およびディレクトリ名補完文字を有効にします(以下の説明を参照してください)。
/F:OFF ファイルおよびディレクトリ名補完文字を無効にします(以下の説明を参照してください)。
/V:ON 区切り文字として c を使って遅延環境変数の展開を有効にします。たとえば、 /V:ON とすると、!var! は、実行時に変数 var を展開します。var 構文は、FOR ループ中とは違い、入力時に変数を展開します。
/V:OFF 遅延環境展開を無効にします。

コマンド セパレータ '&&' で区切られた複数のコマンドが引用符で囲まれている場合は、"文字列" として指定されます。また互換性の理由から /X と /E:ON、/Y と/E:OFF、および /R と /C は同じです。そのほかのスイッチは無視されます。

/C または /K が指定されている場合、スイッチの後の残りのコマンド ラインがコマンド ラインとして処理されます。次のルールが引用符 (") の処理に使われます:

1. 次のすべての条件に一致する場合、コマンド ラインの引用符が有効になります:

- /S スイッチがない
- 引用符が 1 組ある
- 引用符の中に特殊文字がない
(特殊文字は &<>()@^| です)
- 引用符の中に 1 つ以上のスペースがある
- 引用符の中の文字列が、実行可能ファイルの名前である

2. 最初の文字が引用符であるにも関わらず上の条件に一致しない場合は、最初の引用符とコマンド ラインの最後の引用符が削除され、 最後の引用符のあとのテキストが有効になります。

コマンド ラインで /D が指定されなかった場合は、CMD.EXE の開始時に次の REG_SZまたは REG_EXPAND_SZ レジストリ変数が検索されます。次のレジストリ変数の両方またはどちらかが存在する場合、それらを最初に実行します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Command Processor\AutoRun

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Command Processor\AutoRun

既定では、コマンド拡張機能は有効です。拡張機能を無効にして CMD.EXE を起動するには、/E:OFF スイッチを使用します。コンピュータまたはユーザー ログオン セッションで起動される CMD.EXE コマンドすべてに対して拡張機能を有効または無効にするには、 REGEDIT32.EXE を使ってレジストリにある次の REG_DWORD 値を設定します。
コンピュータに対しては、

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Command Processor\EnableExtensions

に 0x1 を設定すると有効になり、0x0 を設定すると無効になります。ログオン セッションに対しては、

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Command Processor\EnableExtensions

に 0x1 を設定すると有効になり、 0x0 を設定すると無効になります。
ユーザー固有の設定は、コンピュータの設定より優先されます。
コマンド ライン スイッチは、レジストリの設定より優先されます。

コマンド拡張機能には、次のコマンドに対する変更または追加が含まれています。

DEL または ERASE
COLOR
CD または CHDIR
MD または MKDIR
PROMPT
PUSHD
POPD
SET
SETLOCAL
ENDLOCAL
IF
FOR
CALL
SHIFT
GOTO
START (外部コマンドの起動の変更を含みます)
ASSOC
FTYPE

詳細は、コマンド名の後に /? と入力すると表示されるヘルプを参照してください。

既定では、遅延環境変数の展開は有効ではありません。遅延環境変数の展開を有効または無効にして CMD.EXE を起動するには、/V:ON または /V:OFF スイッチを使います。
コンピュータまたはログオン セッションで起動される CMD.EXE コマンドすべてに対して補完を有効または無効にするには、REGEDIT32.EXE を使ってレジストリにある次のREG_DWORD 値を設定します。
コンピュータに対しては、

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Command Processor\DelayedExpansion

に 0x1 を設定すると有効になり、0x0 を設定すると無効になります。ユーザー ログオン セッションに対しては、

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Command Processor\DelayedExpansion

に 0x1 を設定すると有効になり、0x0 を設定すると無効になります。
ユーザー固有の設定は、コンピュータの設定より優先されます。
コマンド ライン スイッチは、レジストリの設定より優先されます。

遅延環境変数の展開が有効になっている場合、感嘆符を使うと実行時に環境変数の値を置き換えることができます。

既定では、ファイルおよびディレクトリ名補完機能は有効ではありません。ファイル名の補完機能を有効または無効にして CMD.EXE を起動するには、/F:ON または /F:OFFスイッチを使います。コンピュータまたはログオン セッションで起動されるCMD.EXE コマンドすべてに対して補完機能を有効または無効にするには、REGEDIT32.EXE を使ってレジストリにある次の REG_DWORD 値を設定します。コンピュータに対しては、

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Command Processor\CompletionChar
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Command Processor\PathCompletionChar

に特定の機能に使う 16 進の制御文字を設定します (例 0x4 は Ctrl-D、0x6 はCtrl-F)。
ユーザー ログオン セッションに対しては、

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Command Processor\CompletionChar
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Command Processor\PathCompletionChar

に特定の機能に使う 16 進の制御文字を指定します (例: 0x4 は Ctrl-D、0x6 はCtrl-F)。
ユーザー固有の設定は、コンピュータの設定より優先されます。
コマンド ライン スイッチは、レジストリの設定より優先されます。

/F:ON スイッチで補完機能を有効にした場合、2 つの制御文字 (Ctrl-D はディレクトリ名補完機能、Ctrl-F はファイル名補完機能) が使用されます。
レジストリで特定の補完文字を無効にするには、制御文字として有効でないスペース (0x20) の値を使用します。

2 つの制御文字のどちらかを入力すると、補完機能が起動されます。パスが存在しない場合、プログラムはカーソルの左側のパス文字列にワイルド カード文字を付加し、一致するパスの一覧を作成します。その後一致する最初のパスを表示します。パスが一致しない場合、音を鳴らします。同じ制御文字を押し続けると一致するパスの一覧を順に表示します。Shift キーを押しながら制御文字を押すと一覧を逆回り表示します。行を編集して制御文字をもう一度押すと、保存されていた一致したパスの一覧は破棄され、新しい一覧が作成されます。ファイル名補完機能とディレクトリ名補完機能を切り替えたときも同様です。2 つの制御文字の違いは、ディレクトリ補完文字がディレクトリ名だけを照合するのに対し、ファイル名補完文字はファイルとディレクトリ名の両方を照合する点です。ファイル補完機能が内部ディレクトリコマンド (CD、MD または RD) に使用された場合、ディレクトリ補完機能と見なされます。

一致するパスの前後に引用符を付けると、補完機能コードでスペースまたはほかの特別な文字を含むファイル名が使用できるようになります。また、行の前に戻って補完機能を起動した場合、補完機能が呼び出された時点でカーソルの右側にあったテキストは破棄されます。
COLOR
コンソールの既定の前景色および背景色を設定

COLOR [属性]

属性 コンソール出力の色属性を指定
色属性は、2 桁の 16 進数で指定します 1 桁目は背景に、2 桁目は前景に対応します 各桁には、次のいずれかの値を指定すること

0 = 黒 8 = 灰色
1 = 青 9 = 明るい青
2 = 緑 A = 明るい緑
3 = 水色 B = 明るい水色
4 = 赤 C = 明るい赤
5 = 紫 D = 明るい紫
6 = 黄色 E = 明るい黄色
7 = 白 F = 輝く白

引数を指定しないでこのコマンドを実行すると、CMD.EXE が起動されたときの色を復元します この値は、現在のコンソール ウィンドウ、/T コマンド ライン スイッチ、またはレジストリの DefaultColor 値から取得される

前景と背景に同じ色を指定して COLOR コマンドを実行しようとすると、COLOR コマンドは、ERRORLEVEL を 1 に設定
COMMAND.COM
MS-DOSコマンドインタプリタを新しく起動する

COMMAND [[ドライブ:]パス] [デバイス] [/E:nnnnn] [/P] [/C 文字列] [/MSG]

[ドライブ:]パス COMMAND.COMファイルのあるディレクトリを指定
デバイス コマンド入出力のために使用するデバイスを指定
/E:nnnnn 環境変数のサイズの初期値として nnnnn バイトを設定
/P 新たなコマンドインタプリタを常駐させます. (復帰しません)
/C 文字列 文字列で指定したコマンドの実行後, 復帰します.
/MSG 全エラーメッセージをメモリ内に保持します. このスイッチは/P スイッチと同時に指定しなければならない.
COPY
1 つまたは複数のファイルを別の場所にコピー

COPY [/V] [/N] [/Y | /-Y] [/Z] [/A | /B]送り側 [/A | /B]
[+ 送り側 [/A | /B] [+ ...]] [受け側 [/A | /B]]

送り側 コピーするファイル (複数可) を指定
/A ASCII テキスト ファイルとして扱う
/B バイナリ ファイルとして扱う
受け側 新しいファイルのディレクトリまたはファイル名 (複数可) を指定
/V 新しいファイルが正しく書き込まれたか検査
/N MS-DOS 形式以外の名前のファイルをコピーするときに、利用可能ならば、短いファイル名を使用
/Y 受け側の既存のファイルを上書きする前に確認のメッセージを表示しない
/-Y 受け側の既存のファイルを上書きする前に確認のメッセージを表示する
/Z ネットワーク ファイルを再起動可能モードでコピー

環境変数 COPYCMD でスイッチ /Y が設定されている場合があります このスイッチは、コマンド ラインから /-Y が指定されると無効になります 既定
では、COPY コマンドがバッチ スクリプトから実行されていない場合、上書き確認メッセージが表示されます 

複数のファイルを付加するときは、受け側に 1 個のファイルを指定し、送り側に複数のファイルを指定します (ワイルドカードを使うか、ファイル1+ファイル2+ファイル3 と指定)
CVT.EXE [98]
16 ビット FAT システムを 32 ビット FAT システムに変換します


使い方 : CVT D: (ここで、D: は変換するドライブです)ディレクトリとそれに含まれるサブディレクトリとファイルをすべて削除します.
DATE
日付を表示または設定

DATE [/T | 日付]

パラメータの指定がない場合は、現在の日付が表示され、新しい日付の入力を求められます 変更しない場合は、Enter キーを押します 

コマンド拡張機能を有効にすると、DATE コマンドは、/T スイッチをサポートするようになります このスイッチを指定すると、
現在の日付だけが表示され、新しい日付を入力するためのプロンプトは表示されません 
DEL
ファイル (複数可) を削除

DEL [/P] [/F] [/S] [/Q] [/A[[:]属性]] 名前
ERASE [/P] [/F] [/S] [/Q] [/A[[:]属性]] 名前

名前 ファイルまたはディレクトリ (複数可) の一覧を指定
複数のファイルを削除するときはワイルドカードを使用
ディレクトリが指定されたときはディレクトリ内のすべてのファイルは削除される

/P 各ファイルを削除する前に確認のメッセージを表示
/F 読み取り専用ファイルを強制的に削除
/S 指定されたファイルをすべてのサブディレクトリから削除
/Q ワイルドカードを使用して一括削除するときに、確認のメッセージを表示しない(QUIET モード)
/A 属性により削除するファイルを選択
属性 R 読み取り専用 S システム ファイル
H 隠しファイル A アーカイブ
- その属性以外

コマンド拡張機能を有効にすると、DEL と ERASE は次のように変更される

/S スイッチの表示形式が逆になり、見つからなかったファイルではなく削除されたファイルだけが表示されるようになる
DELDRV.EXE
ADDDRV で組み込んだデバイスドライバを取り外す

DELDRV
DELTREE.EXE [98]
ファイルやディレクトリを削除するには:
DELTREE [/Y] [ドライブ:]パス [[ドライブ:]パス[...]]

/Y ディレクトリを削除するかどうか確認するためのプロンプトを
表示しません.
[ドライブ:]パス 削除するディレクトリ名を指定します.

注意: DELTREE を使うときには注意してください. 指定されたディレクトリ内の
すべてのファイルとサブディレクトリが削除されます.
DIR
ディレクトリ中のファイルとサブディレクトリを一覧表示

DIR [ドライブ:][パス][ファイル名] [/A[[:]属性]] [/B] [/C] [/D] [/L] [/N]
[/O[[:]ソート順]] [/P] [/Q] [/S] [/T[[:]タイムフィールド]] [/W] [/X] [/4]

[ドライブ:][パス][ファイル名]
一覧表示するドライブ、ディレクトリ、またはファイルを指定

/A 指定された属性のファイルを表示します。
属性 D ディレクトリ R 読み取り専用 H 隠しファイル A アーカイブ S システム ファイル - その属性以外
/B ファイル名のみを表示
/C ファイル サイズを桁区切り表示する 既定の設定 /-C とすると桁区切り表示されない
/D /W と同じ ファイルを列で並べ替えた一覧を表示
/L 小文字で表示
/N ファイル名を右端に表示する一覧形式を使用
/O ファイルを並べ替えて表示
ソート順 N 名前順 (アルファベット) S サイズ順 (小さいほうから)
E 拡張子順 (アルファベット) D 日時順 (古いほうから)
G グループ (ディレクトリから) - 降順
/P 1 画面ごとに停止して表示
/Q ファイルの所有者を表示
/S 指定されたディレクトリおよびそのサブディレクトリのすべてのファイルを表示
/T どのタイムフィールドを表示するか、または並べ替えに使用するかを指定
タイムフィールド C 作成
A 最終アクセス
W 最終更新
/W ワイド一覧形式で表示
/X このオプションは MS-DOS 形式以外のファイル名に対する短い名前を表示します。長い名前の前に短い名前を表示する点を除けば、/N オプションと同じです。短い名前がない場合は、ブランクになる
/4 4 つの数字で年を表示

環境変数 DIRCMD にスイッチを設定できます。
/-W のように - (ハイフン) を前につけると、そのスイッチは無効になります。
DISKCOMP.COM
2 枚のフロッピー ディスクの内容を比較

DISKCOMP [ドライブ1: [ドライブ2:]]
DISKCOPY.COM
フロッピー ディスクの内容を別のディスクにコピー

DISKCOPY [ドライブ1: [ドライブ2:]] [/V]

/V 正しくコピーされたかどうか照合する

同じ種類のフロッピー ディスクを使わなければならない
ドライブ1 とドライブ2 には同じドライブを指定することも可能
DOSKEY.EXE [98]
コマンド ラインの編集, MS-DOS のコマンドの再呼び出し, マクロの作成をします.

DOSKEY [/スイッチ ...] [マクロ名=[文字列]]

/BUFSIZE:サイズ マクロとコマンド履歴バッファのサイズを設定します. (既定値:512)
/ECHO:on|off マクロの展開のエコーを設定/解除します. (既定値:on)
/FILE:ファイル マクロの一覧を含むファイルを指定します.
/HISTORY メモリに記憶されているコマンドをすべて表示します.
/INSERT 入力した文字列が古い文字列に挿入されるように指定します.
/KEYSIZE:サイズ キーボードバッファのサイズを指定します. (既定値:15)
/LINE:サイズ 行編集バッファの最大値を設定します. (既定値:128)
/MACROS DOSKEY マクロを表示します.
/OVERSTRIKE 入力した文字列が上書きするように指定します. (既定値)
/REINSTALL DOSKEY の新しいコピーを組み込みます.
マクロ名 作成するマクロの名前を指定します.
文字列 登録するコマンドを指定します.

↑↓ コマンドの再呼び出しをします.
Esc コマンド ラインを取り消します.
F7 コマンド履歴を表示します.
Alt+F7 コマンド履歴をクリアします.
[文字]F8 コマンド履歴を検索します.
F9 数字でコマンドを選びます.
Alt+F10 マクロの定義を消去します.

次に示すのは DOSKEY のマクロ定義で使う特殊コードです:
$T コマンドのセパレータです. マクロで多重コマンドが使えます.
$1-$9 バッチパラメータです. バッチファイルで使う %1-%9 と同じです.
$* マクロ名に続くコマンド ライン情報に置き換えられる記号です
ECHO
メッセージを表示したり、コマンド エコーの ON と OFF を切り替える

ECHO [ON | OFF]
ECHO [メッセージ]

現在のエコー設定を表示するには、パラメータを指定せずに ECHO と入力
EDIT.EXE [98]
MS-DOS Editor Version 2.0.026 Copyright (c) Microsoft Corp 1995.

EDIT [/B] [/R] [/S] [/<nnn>] [/?] [ファイル名]

/B - モノクロ画面で表示します.
/R - 読み取り専用でファイルを開きます.
/S - ロングファイル名の使用を禁止します.
/<nnn> - バイナリファイルを開きます. 1行の桁数を <nnn> で指定します.
/? - ヘルプ画面を表示します.
[ファイル名] - 起動時に開くファイル名を指定します. ワイルドカードや複数の
ファイル名も指定できます.
EMM386.EXE
EMM386 EMS メモリサポートの ON/OFF を切り替えます.

EMM386 [ON | OFF | AUTO] [W=ON | W=OFF]

ON | OFF | AUTO EMM386.EXE デバイスドライバを有効または無効にしたり, 自動
モードに設定します.
W=ON | OFF Weitek 社製コプロセッサのサポートを有効にするか, しないか
の切り替えを行います.
ERASE
DEL参照
EXPAND.EXE
圧縮されたファイルを展開

EXPAND [-r] 展開元 展開先
EXPAND -r 展開元 [展開先]
EXPAND -D CABファイル名 [-F:ファイル名]
EXPAND CABファイル名 -F:ファイル名 展開先

-r 展開されたファイルの名前を変更
-D 展開元ファイルにあるファイルを一覧表示
展開元 展開元のファイルを指定します ワイルドカードも使用可能
-F:ファイル名 CAB ファイルから展開するファイルの名前を指定
展開先 展開先のファイルまたはパスを指定
展開先にはディレクトリも指定可能
展開元ファイルが複数で、-r オプションが指定されていない場合は、展開先はディレクトリである必要がある
EXTRACT.EXE [98]
CABファイルからファイルを復元する

EXTRACT [/Y] [/A] [/D | /E] [/L パス] CABファイル名 [ファイル名 ...]
EXTRACT [/Y] 圧縮ファイル名 [ファイル名]
EXTRACT [/Y] /C コピー元 コピー先ファイル名

/A : CABファイルチェーンをたどって、すべてのCABファイルを処理する
/D : CABファイルの中のファイル一覧を表示する
/E : CABファイルの中の指定されたファイルを展開する
/L : ファイルが展開される先のディレクトリを指定する

/Y : 既存ファイルを上書きする場合でもプロンプトを表示しない
/C : DMF(Distribution Media Format)からファイルをコピー先ファイルにコピーする