MD |
ディレクトリを作成します。
MKDIR [ドライブ:]パス
MD [ドライブ:]パス
コマンド拡張機能を有効にすると、MKDIR は次のように変更される
MKDIR は、必要に応じてパスの中間ディレクトリを作成
たとえば、\a が存在しない場合、
mkdir \a\b\c\d
は、次と同じです:
mkdir \a
chdir \a
mkdir b
chdir b
mkdir c
chdir c
mkdir d
拡張機能が無効な場合は、上のように入力します。
MEM.EXE |
システム内の使用/空きメモリ量を表示します.
MEM [/PROGRAM | /DEBUG | /CLASSIFY]
/PROGRAM (/P) メモリ中にロードされているプログラムの状態を表示します.
/DEBUG (/D) プログラム, 内部ドライバや, その他の情報を表示します.
/CLASSIFY (/C) メモリ使用方法によってプログラムを分類します.
プログラムサイズ, 使用中のメモリの概略, 使用可能最大
メモリブロックのリストを一覧表示します.
MKDIR |
MD 参照
MODE.COM |
システム デバイスを設定します。
シリアル ポート: MODE COMm[:] [BAUD=b] [PARITY=p] [DATA=d] [STOP=s]
[to=on|off] [xon=on|off] [odsr=on|off]
[octs=on|off] [dtr=on|off|hs]
[rts=on|off|hs|tg] [idsr=on|off]
デバイス状態: MODE [デバイス] [/STATUS]
リダイレクト印刷: MODE LPTn[:]=COMm[:]
コード ページ選択: MODE CON[:] CP SELECT=yyy
コード ページ状態: MODE CON[:] CP [/STATUS]
表示モード: MODE CON[:] [COLS=c] [LINES=n]
キーボード速度: MODE CON[:] [RATE=r DELAY=d]
MOVE.EXE |
ファイルを移動およびファイルとディレクトリ名を変更
複数のファイルを移動するには:
MOVE [/Y | /-Y] [ドライブ:][パス]ファイル名1[,...] 受け側
ディレクトリ名を変更するには:
MOVE [/Y | /-Y] [ドライブ:][パス]ディレクトリ名1 ディレクトリ名2
[ドライブ:][パス]ファイル名1
移動するファイルの場所と名前を指定
受け側 ファイルの新しい場所を指定します。移動先はドライブ名とコロン、ディレクトリ名、または組み合わせから成る 1 つのファイルだけを移動する場合で、そのファイルを移動するときに名前を変更する場合、ファイル名を指定でる
[ドライブ:][パス]ディレクトリ名1 変更するディレクトリ名を指定
ディレクトリ名2 新しいディレクトリ名を指定
/Y 移動先の既存のファイルを上書きする前に確認のメッセージを表示しない
/-Y 移動先の既存のファイルを上書きする前に確認のメッセージを表示
環境変数 COPYCMD にスイッチ /Y を設定できます。これは、コマンド ラインの /-Y
で無効になります。既定では、COPY コマンドがバッチ スクリプトから実行されていない場合、上書きを確認
MSIMEKEY.EXE |
機能 MS IMEのキー定義を変更・設定
書式 MSIMEKEY [環境ファイル名 [/n] ] [/?]
なし : インストールされているMS IMEのキー定義を読み込み,設定画面を表示
・MS IMEがインストールされていない場合は, 初期定義を表示
環境ファイル名: 指定の環境ファイルを読み込み, 設定画面を表示します.
/n : 画面出力を行いません.
/? :ヘルプ画面を表示
MSIMELST.EXE |
機能 国語辞書の単語一覧を表示し, スクリーン上で単語削除
書式 MSIMELST [辞書名] [/l一覧ファイル名] [/d削除ログファイル名] [/?]
なし : 単語一覧・削除の条件設定画面を表示します.
/l一覧ファイル名 : 単語一覧の結果を出力するファイル名を指定します.
/d削除ログファイル名: 単語削除の結果を出力するファイル名を指定します.
/? :ヘルプ画面を表示します.
MSIMESET.EXE |
機能 MS IMEの環境設定を行います.
書式 MSIMESET [/n] [入力ファイル名 [出力ファイル名] ] [/?]
なし : カレントドライブの config.sys を読み込み, MS IMEの環境設定画面を表示します.
/n : 現在のMS IMEの設定を変更するだけで設定ファイルの内容は書き換えません.
入力ファイル名: 指定されたファイルの環境設定内容を画面に表示します.
出力ファイル名: 出力時に, 指定されたファイルへ設定内容を書き込みます.
/? :ヘルプ画面を表示します.
NBTSTAT.EXE |
NetBIOS情報を表示
NBTSTAT [ [-a リモート名] [-A IP アドレス] [-c] [-n] [-r] [-R] [-RR] [-s] [-S] [interval] ]
NBT(NetBIOS over TCP/IP)による TCP/IP経由のNetBIOS情報を表示
-a : 指定したリモート名を使用してリモートコンピュータの一覧を表示
-A : 指定したIPアドレスを使ってリモートコンピュータの一覧を表示
-c : リモート名キャッシュ中のデータをIPアドレスとあわせて表示
-n : ローカルのNetBIOS名の一覧を表示
-r : リモート名の名前解決統計情報を表示
-R : リモート名キャッシュからすべての名前情報を消去し、LMHOSTSファイルを再度読み込む
-S : 現在有効なネットワークセッションを表示(IPアドレス表示)
-s : 現在有効なネットワークセッションを表示(IPアドレスを用いてhostsファイルから名前を解決しそれを表示)
-RR
NET.EXE |
ネットワーク関係の設定を変更
NET [ ACCOUNTS | COMPUTER | CONFIG | CONTINUE | FILE | GROUP | HELP |
HELPMSG | LOCALGROUP | NAME | PAUSE | PRINT | SEND | SESSION |
SHARE | START | STATISTICS | STOP | TIME | USE | USER | VIEW ]
ネットワーク関連の諸設定を変更
サブコマンド 機能 ACCOUNTS ユーザーアカウントデータベースの更新 COMPUTER ドメインデータベースにコンピュータを追加/削除 CONFIG 動作中のサービスの表示、設定変更 CONTINUE 一時停止中のサービスの再開 FILE 開かれている共有ファイルの表示、およびクローズ GROUP NTドメインでのグローバルグループの表示、追加、修正 HELP NETコマンドに対するヘルプの表示 HELPMSG エラー番号からエラーメッセージを表示 LOCALGROUP ローカルグループの表示、追加、修正 NAME コンピュータでのメッセージ宛先名(エイリアス)の追加、削除 PAUSE 動作中のサービスの一時停止 印刷ジョブと共有待ち行列を表示 SEND ネットワーク上の他ユーザーにメッセージを送信 SESSION コンピュータに接続中のクライアントのセッション一覧と切断 SHARE コンピュータ上の共有資源の表示、作成、削除 START サービスの開始 STATISTICS Server/WorkStationのサービス統計情報の表示 STOP サービスの停止 TIME コンピュータの時計を他のコンピュータ、ドメインに同期させる USE コンピュータを共有資源に接続、切断または接続を一覧表示 USER コンピュータ上のユーザーアカウントを作成、削除または一覧表示 VIEW 共有資源一覧の表示
NETSTAT |
ネットワークの接続状況を確認
NETSTAT [-a] [-e] [-n] [-s] [-p プロトコル] [-r] [更新間隔(秒)]
TCP/IPによるネットワーク通信の状況を調査
-a : すべての有効なコネクションと受信待ちのポート番号一覧を表示
-e : イーサネット上の統計情報を表示
-n : IPアドレスとポートを数字で表示
-p : 指定したプロトコルに関する情報を表示(TCPまたはUDPが指定可能)
-r : 現在のルーティングテーブルの内容を表示
-s : プロトコル毎の統計情報を表示 デフォルトで TCP/UDP/IPについて -pと併用した場合、指定されたプロトコルのみ
PATH |
実行可能ファイルの検索パスを表示または設定
PATH [[ドライブ:]パス[;...][;%PATH%]]
PATH ;
パラメータとして ; (セミコロン) だけを指定すると、すべての検索パスはクリアされて現在のディレクトリだけが検索される
パラメータの指定がなければ、現在のパスが表示
新しいパス設定に %PATH% を指定すると、前のパスが新しい設定に追加される
PAUSE |
バッチ プログラムの処理を一時停止し、
"続行するには何かキーを押してください . . ."
というメッセージを表示
PING.EXE |
接続相手の動作を確認
ping [-t] [-a] [-n count] [-l size] [-f] [-i TTL] [-v TOS][-r count] [-s count] [[-j host-list] | [-k host-list]]
[-w timeout] destination-list
-t : 停止が指示されるまで、PINGを送りつづけるControl-Break で、情報を表示して継続 Control-C で終了
-a : IPアドレスからホスト名を調べる
-n 回数 : 指定された回数だけPINGする
-l サイズ : PING時に送るバッファのサイズを指定する
-f : パケットにフラグメント禁止フラグをセットする
-i TTL : Time To Live の値を指定する
-v TOS ; Type Of Sevice を指定した値にする
-r 回数 : 回数分だけのルートをRecord Routeフィールドに記録
-s 回数 : 回数分だけタイムスタンプを記録する
-j ホストリスト : リストの指定に従ってルーティングする(区切られる可能性がある)
-k ホストリスト : リストの指定に従ってルーティングする(ルートの区切りは許さない)
-w 時間(nミリ秒) : タイムアウト時間を設定
POPD |
PUSHD コマンドで記憶されたディレクトリに変更します。
POPD
コマンド拡張機能を有効にすると、POPD コマンドは、プッシュされている
ディレクトリ スタックからドライブを POPD するときに、PUSHD が作成した
一時的なドライブ文字を削除します。
PROMPT |
コマンド プロンプトを変更します。
PROMPT [文字列]
文字列 新しいコマンド プロンプトを指定します。
PROMPT には通常の文字と次に示す特殊コードを使用できます:
$A & (アンパサンド)
$B | (パイプ)
$C ( (左かっこ)
$D 現在の日付
$E エスケープ コード (ASCII コードの 27)
$F ) (右かっこ)
$G > (不等号 (より大))
$H バックスペース (直前の文字を削除します)
$L < (不等号 (より小))
$N 現在のドライブ
$P 現在のドライブとパス
$Q = (等号)
$S (空白)
$T 現在の時刻
$V Windows 2000 のバージョン番号
$_ キャリッジ リターンとラインフィード
$$ $ (ドル記号)
コマンド拡張機能を有効にすると、PROMPT コマンドは、次の追加の書式文字をサポートするようになります:
$+ PUSHD ディレクトリ スタックの深さに応じて、0 個以上のプラス記号 (+) を指定します。1 個のプラス記号が、プッシュされた1 レベルを表します。
$M 現在のドライブ文字に関連付けられているリモート名を表示します。現在のドライブがネットワーク ドライブでない場合は、空の文字列を表示します。
PUSHD |
POPD コマンドで使用するために現在のディレクトリを保存し、指定したディレクトリに変更します。
PUSHD [パス | ..]
パス 現在のディレクトリとして設定するディレクトリを指定します。
コマンド拡張機能を有効にすると、PUSHD コマンドは、通常のドライブ文字とパスだけでなくネットワーク パスも受け付けるようになります。
ネットワーク パスを指定した場合は、PUSHD は指定されたネットワークリソースを指し示す一時的なドライブ文字を作成し、新しく定義されたドライブ文字を使って現在のドライブとディレクトリを変更します。一時的なドライブ文字は、Z: から前へ順に、最初に見つかった未使用のドライブ文字が割り当てられます。
RD |
ディレクトリを削除
RMDIR [/S] [/Q] [ドライブ:]パス
RD [/S] [/Q] [ドライブ:]パス
/S 指定されたディレクトリに加えて、そのディレクトリ内のすべてのディレクトリとファイルを削除します。ディレクトリ ツリーを削除するときに使用
/Q /S を指定してディレクトリ ツリーを削除するときに、確認のメッセージを表示しません。(QUIET モード)
REM |
バッチ ファイルまたは CONFIG.SYS にコメント (注釈) を記録
REM [コメント]
REN |
ファイル (複数可) の名前を変更
RENAME [ドライブ:][パス]ファイル名1 ファイル名2
REN [ドライブ:][パス]ファイル名1 ファイル名2
ファイル名2 には新しいドライブもパスも指定できないので注意してください.
RENAME |
REN参照
RMDIR |
RD参照
ROUTE.EXE |
ネットワーク経路を定義
ROUTE [-f] [-p] [コマンド [宛先][MASK マスク] [ゲートウェイ] [METRIC メトリック] [IF インターフェース番号]
-f : 現在のルーティングテーブルの情報を消去 コマンドと併用時はコマンド実行前に消去を行う
-p : 変更結果をシャットダウン後も記憶し、次回以降の立ち上げ時に採用する
コマンド
PRINT : 現在のルーティングテーブルの内容を表示
ADD : 現在のルーティングテーブルにエントリを追加
DELETE : 現在のルーティングテーブルからエントリを削除
CHANGE : 現在のルーティングテーブルの内容を変更