ここでは、EclipseとTomcatを使って、Servlet、JSPを学んでSCWCDの合格を目指そうと思っています。
この資格を受験するためには、Sun認定 Javaプログラマに、 まず合格している必要があります。
Eclipseは、いわずと知れた Java IDEの雄です。フリーで使用できるため、
登場後、恩恵を受けている開発者(私を含め)ごまんといるのではないでしょうか。
これらを組み合わせて、実際にServletやJSPを動作させながら、SCWCDの出題範囲に基づいて、学習を行っていこうと思っています。 1 環境構築
EclipseでServletやJSPのコーディングを行い、Tomcatでそれらを動かしながら、SCWCDの勉強をすることが目的ですが、
まずは、Eclipseやら、Tomcatやら使用するツール類をセットアップする必要があります。
1.1 JDK のインストール
まずは、Java Development Kit(JDK)のインストールを行います。Java で開発を行う場合には欠かせません Java 2 Platform Standard Edition 5.0 のダウンロードページから、 ダウンロードすることができます。Windowsの場合、jdk-1_5_0_04-windows-i586-p.exe ようなファイルをダウンロードします。 基本的には、ダウンロードしたファイルを実行し、ウィザードにてデフォルト値を選択してすすんでいくことで、インストールは完了します。 1.2 Tomcat のインストール
Tomcatは、Apache Jakarta Projectダウンロードページからダウンロードすることができます。
今回は、jakarta-tomcat-5.5.9.exe をダウンロードしました。
JDKのインストールされたフォルダを設定する必要があります。(自動的に検知されるので確認してください)
インストールが完了すると、プログラムグループが作成され、プログラム > Apache Tomcat 5.5 > Configure Tomcat から、
Tomcatの起動、終了や各種設定を行うことができます。
プログラム > Apache Tomcat 5.5 > Configure Tomcat
StartボタンでTomcat起動
Tomacatには、Webサーバも組み込まれており、デフォルトの状態では 8080ポートを使用しています。 1.3 Eclipse のインストール
Eclipseのインストールと、EclipseからTomcatを使用するのに大変便利なプラグインをここではインストールします。 ここの、eclipse ダウンロードページより、eclipse-SDK-3.1-win32.zip をダウンロードしてください。
また、Eclipse Tomcat プラグインが、このSYSDEO eclipse tomcatPluginページよりダウンロードできます。 まず、ダウンロードした eclipse-SDK-3.1-win32.zip を解凍します。
デスクトップにて解凍しました。eclipse-SDK-3.1-win32.zip\eclipse と展開されていますので、
ecilpse フォルダを、C:\Program Files に移動し、eclipse 3.1 にリネイムします。
このあたり(配置場所は、フォルダ名)はまったく好みでかまいません。
次に、tomcatPluginV31beta.zip を解凍すると、com.sysdeo.eclipse.tomcat_3.1.0.bate というフォルダが
現れますので、このフォルダごと、C:\Program Files\eclipse 3.1\plugins フォルダ(%ECLIPSE_HOME%\plugins)に移動します。
これで、プラグインのインストールは完了です。
C:\Program Files\eclipse 3.1\eclipse.exe から eclipseを起動します。eclipse はプログラムグループ等を
作成しませんので、適宜ショートカットを作成するなりしておくとよいかと思います。
初回の起動画面では Welcome ページがひらきますので、おもむろにタブの × ボタンを押して消してください。
ツールバーに Tomcatのアイコンが三つ表示されています。それぞれクリックすることで、tomcatの 起動、終了、再起動を Eclipseから行うことができます。
Tomcat プラグインの設定を行います。
Window > Preferences で設定ウィンドウを開きます
左側のペインに Tomcat と表示されるので、そこをポイントし、右のペインで、必要項目を設定します。
このページとおなじ構成ならば、バージョンは 5.x を選択肢、Tomcat ホームには、 C:\Program Files\Apache Software Foundation\Tomcat 5.5 を設定してください。
以上で基本的な環境の設定は完了です。Eclipseでは、上記のようにプラグインを追加することで、
簡単に機能拡張を行うことができるようになっているので、以降で随時便利なツール(JSPエディタ等)を
導入していくかも知れません。 |
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