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完全正規型の変更点

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!!!完全正規型
[Database][正規化]

!!正規化のルール
「業務別データベース設計のためのデータモデリング入門」によれば、以下の3つのルールを満たせば、「第5正規型」となる。
::入れ子構造の解消
エンティティ内の繰り返し項目や、内部構造を解消する。

 非正規型 → 第1正規型

::冗長な関数従属性の排除
エンティティの識別子全体から、それぞれの属性項目に対するもの以外の関数従属性を排除する。

 第1正規型 → BC正規型

__d1,d2__,d3,d4

というエンティティがある場合、成立すべき関数従属性は、以下の2つのみ

 {d1,d2}→d3
 {d1,d2}→d4

以下のような従属性が成立してはいけない

 d1→d2
 d2→d1
 d3→d1
 d3→d2
 d4→d1
 d4→d2
 {d1,d3}→d2
    :

::有効な識別子の網羅
有効な識別子が網羅され、それぞれの識別子毎にエンティティが最低1個用意されなければならない
 BC正規型 → 第4正規型 → 第5正規型
独立すべきエンティティが属性項目を含まないために、「埋没」してしまうことがありうる。

*BC正規型 → 第4正規型
本来は E2、E3の組み合わせであるべきエンティティが、E1と分析されることはよくある。
E1{__d1,d2,d3__}
↓      
E2{__d1,d2__}
E3{__d2,d3__}

*第4正規型 → 第5正規型
属性を持たないため、d1,d2の関係が埋没している
E1{__d1,d2,d3__,d4,d5}
↓      
E2{__d1,d2__}
E3{__d1,d2,d3__,d4,d5}

!!第4正規型
::第4正規型
 関係Rは第1正規型
 関係Rには自明な多値従属しか存在しない

::多値従属
下図の部品名は、候補キーである、{部品番号,製造番号}に従属しているので第3正規型は満たしている。
だが、実際には、部品名が、{部品番号}にも従属している場合、{部品番号,製造番号}および{部品番号}に従属していると言う意味で、多値従属といい、X→→Yと書き表す。

{{ref_image normalform01.jpg}}

::自明な多値従属
 属性Xに多値従属する属性Yが空集合

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{{ref normalform01.jpg}}
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{{attach}}
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