XWork2 特徴の変更点

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!!!XWork2 特徴
http://wiki.opensymphony.com/display/XW/XWork+Features
::XWorkについて
XWorkは、コマンドパターンのフレームワークで、Struts2の コアとして利用されている。
*設定方法が、シンプルであるため、柔軟でカスタマイズし易い。設定をXMLに記述することや、プログラムに記述することもできる。
*コアコマンドパターンフレームワークは、どんな request/response にも、interceptors を利用して、カスタマイズや拡張が可能。
*組み込みの型変換や、action プロパティのバリデーションは、[OGNL|http://www.ognl.org/]を利用する。
*強力なバリデーションフレームワークは、ランタイムの属性や、validation interceptor によって実現される。
::概観
Xwork は、Action インターフェースを集めた、コマンドパターンフレームワーク。
Actionインターフェースを実装したアクションクラスを定義すると、XWorkは、それらをセットアップし、実行する。XWorkは、Webworkと呼ばれるweb MVCフレームワークとして広く知られている。しかしながらXWorkは、それ自身単独で使用できるため、XWorkレイヤーおよび、どのようにアクションがセットアップされ実行されるのかを理解することが重要である。
*Action インターフェース
*ActionProxy インターフェース
*ActionInvocation インターフェース
*ActionContext
*簡単な例

 ActionProxy ------- ActionInvocation ------> Action

!!Actions
Action は、実行の基本単位
::Actionインターフェース
基本インターフェースである、すべてのXWorkアクションは実装され、いくつかの標準の結果(SUCCESS、INPUTなど)を提供する。またひとつのメソッドのみを持つ。
'''Action.java'''
 public interface Action {
     public static final String SUCCESS = "success";
     public static final String NONE = "none";
     public static final String ERROR = "error";
     public static final String INPUT = "input";
     public static final String LOGIN = "login";
    
     public String execute() throws Exception;
たいていは、Actionクラスは、単にcom.opensymphony.xwork.ActionSupport を継承すればよい。ActionSupportクラスはActionインターフェースを実装し、多くのActionに共通な基本的な振る舞いを提供する。
!!ActionProxy
Actionのライフサイクルは、ActionProxyを通じて、保守される。ActionProxyはXwork APIの最上位のレイヤーで、アクションのセットアップや、実行の開始点となる。XWorkは、ActionProxyをインスタンス化するためのエントリポイントとなるファクトリを提供する。それぞれのxworkレイヤーの多くの実装は、インターフェースの背後に隠されており、規定の実装をオーバーライドすることにより、とても簡単にカスタマイズすることができる。

デフォルトのActionProxyを取得する例
 ActionProxyFactory.getFactory().createActionProxy("", "viewBook", objectMap);

自分自身で実装したActionProxywo登録する必要があれば、factoryで、次のように。
 class CustomizedActionProxyFactory extends DefaultActionProxyFactory{
 	createActionProxy(...){ return new CustomizedActionProxy(...); }
 }

 ActionProxyFactory.setFactory(new CustomizedActionProxyFactory());
 ActionProxy proxy = ActionProxyFactory.getFactory().createActionProxy(...);
!!ActionInvocation
ActionProxyレイヤーの下層には、AvctionInvocationインターフェースがあります。ActionInvocation はアクションのインスタンスのが保持するアクションの状態とともに、処理の前後にラップされた、interceptors を表現しています。

!!簡単な例
最初に、単純なJavaBeanによる例
 public class Book {
     String id;
     String title;
     Set authors;
     public void setId(id){ this.id = id; }
     public void setTitle(String title){ this.title = title; }
     public void setAuthors(Set authors){ this.authors = authors; }
     public String getId(){ }
     public String getTitle{ }
     public Set getAuthors{ }
 }
データソースからbookオブジェクトを参照し、呼び出し元に返す必要がある場合、これを取り扱うアクションを書くことができる。xworkのアクションは概してとても単純なクラスとなる。Actionインターフェースを実装する要件はたった一つである。executeメソッド(バリデーション、型変換などが分離された)をもった、javabeanと同じくらい単純なアクションとなります。アクションを実行する目的はたいてい、データへのアクセスや、操作を提供することでしょう。アクションの実行結果は、アクションの実行後の状態を表す、単純な文字列表現です。なので、結果は success文字列、failure文字列、forward文字列などとなります。以下の例では、ある book オブジェクトがアクションによりみつけられたら、"sucess”、見つけられなければ、"notFoud"が返されます。これにより、bookが見つからない場合、別の目録へリクエストをフォワードしたり、bookオブジェクトを返すためにセットアップしたりといったコントロールが簡単にできます。

'''com.opensymphony.xwork.example.ViewBookAction'''
 public class ViewBookAction  implements Action{
     Book book;
     String id;
 
     public String execute() throws Exception{
 
         // lets pretend we have a data access object that will return a book from storage
         book = bookDAO.findById(id, Book.class);
         if(book != null) return "success";
         return "notFound";
     }
     public Book getBook(){ return this.book; }
     public setId(String id){this.id = id; }
 }

簡単なモデルを定義するアクションを定義し、アクションプロキシをセットしアクションを実行してみましょう。
XWorkをセットアップし、アクションを実行します。
 Map paramMap = new HashMap();
 paramMap.put("id", "0123456789");
 
 // set the ActionContext parameters
 Map context = new HashMap();
 context.put(ActionContext.PARAMETERS, paramMap);
 
 // create an action proxy with no namespace, action alias (defined in xwork.xml), and a map of the context info
 ActionProxy proxy = ActionProxyFactory.getFactory().createActionProxy("","viewBook", context);
 
 // we have the action proxy instance, lets execute it and retrieve the action
 String result = proxy.execute();
 if ("success".equals(result)){
    ViewBookAction action = (ViewBookAction) proxy.getAction();
    
    // return info back to caller or just print to screen for this example
    System.out.println(action.getBook().getTitle());
 } else if("notFound".equals(result){
    // forward to another inventory source
 } else {
    throw new RuntimeException("Im lazy");
 }
これだけで終わりではありません。いくつかの設定をxwork.xmlにする必要があります。そうすることで、XWorkは、createActionProxy(...)メソッドで、利用するエイリアスに対応する適切なクラスを見つけ出すことができます。

 <xwork>
     <include file="xwork-default.xml"/>
     <package name="default" extends="xwork-default">
        <action name="viewBook" class="com.opensymphony.xwork.example.ViewBookAction"/>
     </package>
 </xwork>
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