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関数従属性(Functional Dependency)の変更点

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!!!関数従属性(Functional Dependency)
!関数従属性

関係 R において、ある属性値がきまると、対応する別の属性値が一意的に決まる(従属する)性質
::関数従属
*Aが決まるととBが一意に決まる
*関係R の 属性A,Bの間のN対MやN対1のような対応関係を写像という
*Aのどの値もそれぞれBの1つの値に対応する写像、 即ちN対1(1対1も含む)の写像を*持つ場合をBはAに関数従属であるという
*A→Bと記述
*Aに対するBの値は重複してもよい
::完全関数従属
*を部分に分解できるとき、その部分いずれかのみにBが関数従属しない
Aが部分集合A1,A2,A3,からなり、
1. A→B
2.A1→ B
3.A2→ B
4.A3→ B
1.が真 かつ 2.3.4. がそれぞれ偽のとき完全関数従属という

::部分関数従属 (Partial Dependancy)
関係Rにおいて、キー以外の属性(非キー属性)が、キーの一部に関数属性すること

::推移関数従属 (Transitive Functional Dependency)
従属性が、ある属性を経由して推移的に起こっている 関係Rの重複しない 属性A,B,C において
1.A→B、 B→C で、
2.B→A ではない場合

!候補キー
関係Rのどの属性BjもAに関数従属であり(一意性)、 Aから属性の一部を取り除くと関数従属にならないようなBjが存在する(非冗長性)時、 このAを候補キーという

!関数従属性に関する推測論則
::反射律
Uを関係Rの属性集合とする
B⊆A⊆U の時、A→Bは関数従属である
::増加律
→Bが成立し、かつC⊆Uの時、AC→BCが成り立つ
A→Bが成立し、かつC⊆Uの時、AC→BCが成り立つ
A,B,Cは属性の集合であり、ACはA∪Cの略記である
::推移律
A→B と B→C が成立すると、A→Cが成立する
::合併律
A→B,A→Cが成立すると、A→BCが成立する