| ページ一覧 | ブログ | twitter |  書式 | 書式(表) |

MyMemoWiki

差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
4,577 バイト追加 、 2020年2月15日 (土) 07:31
ページの作成:「==COBOL データ型== [COBOL] {{amazon|4774151351}} 手元に一冊必要か。。。 ===PICTURE 文節=== PICTURE 文節は、基本項目の一般的な特性…」
==COBOL データ型==
[COBOL]

{{amazon|4774151351}}
手元に一冊必要か。。。

===PICTURE 文節===
PICTURE 文節は、基本項目の一般的な特性および編集上の要件を指定する。
=====基本項目=====
それ以上分けられない最小の項目単位
====データ項目の種類(項類)====
=====数字項目=====
*符号および小数点を伴う数値を扱う
*計算の対象となるデータ
{|class="wikitable"
!文字
!内容
|-
|9
|数字1桁
|-
|S
|符号の存在を示す。PICTURE句の左端に書く。S指定のない項は正の値として扱う
|-
|V
|想定小数点の位置。数字項目は、実際の小数点が扱えないため、指定位置に小数点があるものとして扱う。
|-
|}
PIC 9(4)
PIC S9(2)
PIC S9(3)V9(2)

=====英字項目=====
{|class="wikitable"
!文字
!内容
|-
|A
|英字または空白のみを含む文字1文字
|-
|B
|空白を挿入すべき文字位置
|-
|}

=====英数字項目=====
{|class="wikitable"
!文字
!内容
|-
|X
|任意の文字(英字、数字、空白含む)
|-
|}

=====英数字編集項目=====
任意の文字の組み合わせ
{|class="wikitable"
!文字
!内容
|-
|/
|スラッシュ文字が挿入される文字位置。
|-
|}

=====数字編集項目=====
*編集された数値を扱う
*演算の対象にできない
{|class="wikitable"
!文字
!内容
|-
|P
|想定小数部の位取り位置。データ項目内の数字に小数点がない場合に、想定小数点の位置を指定するために使用
|-
|Z
|先頭の数字位置。その位置に0 が入っていると、その0 はスペース文字で置き換えられます
|-
|,
|コンマが挿入される文字位置
|-
|.
|位置合わせ用の小数点を表す
|-
|+ - CR DB
|編集符号制御記号が入れられる文字位置
|-
|*
|金額変造防止記号。先頭部分の数字位置で、その部分に0 が入っているときにアスタリスクが入れられます
|-
|\
|通貨記号。任意の有効な通貨記号にできます
|-
|}

====初期値の設定(VALUE句)====

77 KINGAKU PIC 9(4) VALUE 1234.
77 HINMEI-CODE PIC X(3) VALUE "A10".
77 SURYOU PIC 99 VALUE ZERO.

===USAGE句 ===
*Enterprise COBOL for z/OS
*コンピューター・ストレージにおけるデータ項目のフォーマットを指定
USAGE [IS] [データ型]
====計算用項目====
*算術演算で使用される値です。この項目は数字でなければならない
*計算用項目の最大長は、10 進数で18 桁

=====計算用項目のPICTURE に含めることができる項目=====
{|class="wikitable"
!項目
!内容
|-
|9
| 1 つ以上の数字文字位置
|-
|S
| 1 つの算術演算符号
|-
|V
| 1 つの暗黙の小数点
|-
|P
| 1 つ以上の10 進数位取り位置
|-
|}

====USAGE データ型====
=====基本=====
{|class="wikitable"
!データ型
!内容
|-
|BINARY
|2 進数データ項目
|-
|PACKED-DECIMAL
|パック10 進数フォーマット.ゾーン10 進数フィールドで4 ビットの符号表現を行うのと同じビット構成を使用
|-
|COMPUTATIONAL またはCOMP(2 進数)
|BINARY と等価
|-
|COMPUTATIONAL-1 またはCOMP-1 (浮動小数点)
|単精度.4 バイト
|-
|COMPUTATIONAL-2 またはCOMP-2 (長精度浮動小数点)
|倍精度.8 バイト
|-
|COMPUTATIONAL-3 またはCOMP-3 (内部10 進数)
|PACKED-DECIMAL と等価
|-
|COMPUTATIONAL-4 またはCOMP-4 (2 進数)
|BINARY と等価
|-
|COMPUTATIONAL-5 またはCOMP-5 (固有2 進数)
|バイナリー・データとして表現.picture に入っている9 の数で示される値に制限されず、ネイティブ・バイナリーで本来表すことのできる値まで入れることができる
|-
|DISPLAY
|文字形式で保管され、1 文字はそれぞれ8 ビット・バイト
|-
|DISPLAY-1
|DBCS として定義.データ項目は、文字形式で保管.1 文字はそれぞれ2 バイト
|-
|}

=====その他=====
{|class="wikitable"
!データ型
!内容
|-
|FUNCTION-POINTER
|項目を関数ポインター・データ項目
|-
|INDEX
|指標データ項目.今後の参照に備えて指標名の値を保持しておく
|-
|NATIONAL
|項目を国別データ項目として定義
|-
|OBJECT REFERENCE
|オブジェクト・リファレンス
|-
|POINTER
|、限定的な基底アドレッシングが可能になる
|-
|PROCEDURE-POINTER
|プロシージャー・ポインター・データ項目
|-
|NATIVE
|プログラムの実行には何も影響しない
|-
|}

{{amazon|4877830146}}

案内メニュー