==[[Oracle Database10g ARCHIVELOGモードの構成]]==
[[Oracle Database10g]] |
http://otndnld.oracle.co.jp/document/products/oracle10g/102/doc_cd/server.102/B19224-02/archredo.htm#922104
===概要===
*いっぱいになったREDOログ・ファイルのグループを1つ以上のオフライン・アーカイブ先に保存できる。いっぱいになった[[R]]EDOログ・ファイルのグループを1つ以上のオフライン・アーカイブ先に保存できる。*これを総称して、アーカイブREDOログまたは単にアーカイブ・ログと呼ぶ。これを総称して、アーカイブ[[R]]EDOログまたは単にアーカイブ・ログと呼ぶ。*REDOログをアーカイブREDOログに変更するプロセスをアーカイブと呼ぶ。 [[R]]EDOログをアーカイブ[[R]]EDOログに変更するプロセスをアーカイブと呼ぶ。 *このプロセスを実行できるのは、データベースがARCHIVELOGモードで稼働しているときのみ。このプロセスを実行できるのは、データベースがA[[R]]CHIVELOGモードで稼働しているときのみ。
*自動アーカイブと手動アーカイブのいずれかを選択できる。
===NOARCHIVELOGモードNOA[[R]]CHIVELOGモード===*REDOログはアーカイブされません。[[R]]EDOログはアーカイブされません。
*制御ファイルは、グループがいっぱいになってもアーカイブする必要がないことを示す。
*ログ・スイッチが発生して、いっぱいになったグループがアクティブでなくなると、そのグループはLGWRで再利用できるようになるログ・スイッチが発生して、いっぱいになったグループがアクティブでなくなると、そのグループはLGW[[R]]で再利用できるようになる
<blockquote>インスタンス障害からは保護されるが、メディア障害からは保護されない。</blockquote>
*オンラインREDOログ・グループに格納されているデータベースへの最新の変更のみをインスタンスのリカバリに使用できる。オンライン[[R]]EDOログ・グループに格納されているデータベースへの最新の変更のみをインスタンスのリカバリに使用できる。
<blockquote>メディア障害が発生した場合、最後にデータベース全体のバックアップを行った時点までのデータベースをリストアでき、そのバックアップ以降のトランザクションはリカバリできない。メディア障害が発生した場合、最後にデータベース全体のバックアップを行った時点までのデータベースをリストアでき、そのバックアップ以降の[[トランザクション]]はリカバリできない。</blockquote>
*オンライン表領域のバックアップを実行できない。オンライン表領域の[[バックアップ]]を実行できない。*ARCHIVELOGモードのときに作成したオンライン表領域のバックアップも使用できない。ARCHIVELOGモードのときに作成したオンライン表領域の[[バックアップ]]も使用できない。
<blockquote>データベースのリストアには、データベースがクローズされているときに作成された全体のバックアップのみを使用できる。データベースのリストアには、データベースがクローズされているときに作成された全体の[[バックアップ]]のみを使用できる。</blockquote>
<blockquote>NOARCHIVELOGモードでデータベースを操作する場合は、データベース全体のバックアップを短い間隔で定期的に作成する必要がある。NOARCHIVELOGモードでデータベースを操作する場合は、データベース全体の[[バックアップ]]を短い間隔で定期的に作成する必要がある。</blockquote>
===ARCHIVELOGモードA[[R]]CHIVELOGモード===*REDOログのアーカイブを使用可能にする。[[R]]EDOログのアーカイブを使用可能にする。*制御ファイルは、いっぱいになったREDOログ・ファイルのグループがアーカイブされるまでは、LGWRでこのグループを再使用できないことを示す。制御ファイルは、いっぱいになった[[R]]EDOログ・ファイルのグループがアーカイブされるまでは、LGW[[R]]でこのグループを再使用できないことを示す。
*いっぱいになったグループは、ログ・スイッチの発生直後からアーカイブに使用できる。
<blockquote>バックアップ、オンラインREDOログおよびアーカイブREDOログ・ファイルが揃っていると、オペレーティング・システムやディスクに障害が発生しても、コミットされたすべてのトランザクションをリカバリできることが保証されます。バックアップ、オンラインREDOログおよびアーカイブREDOログ・ファイルが揃っていると、オペレーティング・システムやディスクに障害が発生しても、コミットされたすべての[[トランザクション]]をリカバリできることが保証されます。</blockquote>
<blockquote>アーカイブ・ログを保管していれば、オープンしているデータベースを通常どおり使用している状態で作成したバックアップを使用できる。アーカイブ・ログを保管していれば、オープンしているデータベースを通常どおり使用している状態で作成した[[バックアップ]]を使用できる。</blockquote>
<blockquote>オリジナル・データベースのアーカイブREDOログを絶えずスタンバイ・データベースに適用することで、スタンバイをオリジナルとともに最新の状態に保つことができる。オリジナル・データベースのアーカイブ[[R]]EDOログを絶えずスタンバイ・データベースに適用することで、スタンバイをオリジナルとともに最新の状態に保つことができる。</blockquote>
===アーカイブ・モードの変更===
#データベース・インスタンスを停止
#データベースのバックアップを作成データベースの[[バックアップ]]を作成#初期化パラメータ・ファイルを編集して、アーカイブ・ログ・ファイルのアーカイブ先を初期化パラメータで指定[[初期化パラメータ]]・ファイルを編集して、アーカイブ・ログ・ファイルのアーカイブ先を[[初期化パラメータ]]で指定
#新しいインスタンスを起動し、データベースをマウント
#データベース・アーカイブ・モードの変更。通常の操作を実行するためにデータベースをオープン
#データベースを停止
#データベースのバックアップを作成データベースの[[バックアップ]]を作成
[[SQL]]> archive log list [[Database ]] log mode No Archive Mode+
Automatic archival Disabled
Archive destination USE_DB_RECOVERY_FILE_DESTUSE_DB_[[R]]ECOVE[[R]]Y_FILE_DEST
Oldest online log sequence 30
Current log sequence 32
[[SQL]]> shutdown immediate [[Database ]] closed. [[Database ]] dismounted. ORACLE O[[R]]ACLE instance shut down.
[[SQL]]> startup mount ORACLE O[[R]]ACLE instance started.
Total System Global Area 167772160 bytes
Fixed Size 1218316 bytes
Variable Size 83888372 bytes
[[Database ]] Buffers 79691776 bytes Redo [[R]]edo Buffers 2973696 bytes [[Database ]] mounted.
[[SQL]]> alter database archivelog;
[[Database ]] altered.
[[SQL]]> archive log list; [[Database ]] log mode Archive Mode
Automatic archival Enabled
Archive destination USE_DB_RECOVERY_FILE_DESTUSE_DB_[[R]]ECOVE[[R]]Y_FILE_DEST
Oldest online log sequence 30
Next log sequence to archive 32
Current log sequence 32
[[SQL]]> alter database open;
[[Database ]] altered.
[[SQL]]> select group#,status,type,substr(member,1,64) from v$logfile order by group#;
--------------------------------------------------------------------------
GROUPG[[R]]OUP# STATUS TYPE SUBSTRSUBST[[R]](MEMBERMEMBE[[R]],1,64)
1 ONLINE /opt/oracle/app/oradata/oradb1/redo01.log
2 ONLINE /opt/oracle/app/oradata/oradb1/redo02.log
3 ONLINE /opt/oracle/app/oradata/oradb1/redo03.log