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6,279 バイト追加 、 2020年2月15日 (土) 07:29
ページの作成:「==言語まとめ Lisp== [言語 まとめ][Lisp] 以下から参照、引用 *Emacs Lisp Programing http://www.bookshelf.jp/texi/elisp-intro/jp/emacs-lisp-intro.html…」
==言語まとめ Lisp==
[言語 まとめ][Lisp]
以下から参照、引用
*Emacs Lisp Programing http://www.bookshelf.jp/texi/elisp-intro/jp/emacs-lisp-intro.html
*Common Lisp 入門 http://wisdom.sakura.ne.jp/programming/lisp/index.html

==リスト処理==
===リスト===
*リストを以下のように書く
'(rose violet daisy buttercup)
*データとプログラムのどちらも同じ方法で表現する。どちらも、単語や数やリストを空白で区切って括弧で囲んだリストである。

<blockquote>リストの直前に付けた1つのアポストロフィ'を クオートと呼び、リストの直前にこれを付けると、そのリストに関しては何もせずに字面どおりに扱うことをLispに指示する。リストの直前にクオートがない場合には、リストの先頭要素を特別扱いし、コンピュータが従うべきコマンドとなる</blockquote>

===アトム===
*これまで単語と呼んできたものをアトム(atoms)と呼ぶ。
*リストでは、アトムを空白で区切る。アトムは、括弧のすぐ隣にあってもよい。
*リストは、たった1個のアトムを含むだけでも、まったく含まなくてもよい。
*何も含まないリストは()のように書き、空リスト(empty list)と呼ぶ。
*空リストは、それ以外のものとは異なり、アトムであると同時にリストでもある。

==プログラムの実行==
*リストの直前にクオートがない場合には、リストの先頭要素を特別扱いし、コンピュータが従うべきコマンドとなる。

>(+ 1 2)

3
===シンボル名と関数定義 ===
*+のようなシンボルは、それ自身はコンピュータが実行すべき命令列ではない
*定義、すなわち、命令列を探すためにシンボルを(一時的に)使う

===インタープリタ ===
====基本動作====
#リストの直前にクオートがあるかどうかを調べる。
#クオートがあれば、リストを返すだけ。
#クオートがなければ、インタープリタはリストの先頭要素を調べ、それに関数定義があるかどうかを調べる。
#関数定義があれば、インタープリタはその関数定義内の命令列を実行する。
#さもなければ、インタープリタはエラーメッセージを出力する。
====特別な動作====
=====変数=====
*リストに加えて、クオートもせず括弧で囲まれてもいないシンボルを評価できる
*変数(variable)としてのシンボルの値を決定しようとする
=====スペシャルフォーム=====
*特殊な関数があり、これらは普通の方式のように動作しない。これらをスペシャルフォーム(special forms)と呼ぶ。関数の定義などの特殊なことを行うものであり、それらの個数は多くはない。
=====ネストしたリスト=====
*インタープリタが探しあてた関数がスペシャルフォームでなく、しかも、それがリストの一部である場合には、 Lispインタープリタはリストの内側にリストがあるかどうかを調べる。内側にリストがあれば、Lispインタープリタは内側のリストを処理してから、外側のリストを処理する。
==引数==
===データ型===
*関数に渡すデータの型は、関数が使用する情報の種類に応じて決まる。
*+は数を加算するので、 +のような関数への引数は数値である必要がある。
===引数としての変数やリストの値===
*引数は、評価したときに値を返すシンボルでもよい。
===可変個数の引数===
*+、*などのある種の関数は、任意個数の引数を取る
==変数==
===値の設定===
*setかsetqを使う
*letを使う
====setの使い方====
*シンボルflowersの値としてリスト'(rose violet daisy buttercup)を設定する
>(set 'flowers '(rose violet daisy buttercup))

(ROSE VIOLET DAISY BUTTERCUP)

>'flowers

FLOWERS

>flowers

(ROSE VIOLET DAISY BUTTERCUP)

<blockquote>setを使う場合、いずれの引数も評価してほしくない場合には、両方の引数をクオートする必要がある</blockquote>

====setqの使い方====
*実用上、setの第1引数をほとんどつねにクオートするはず
*setで第1引数をクオートする組み合わせは多用されるので、スペシャルフォームsetqが用意してある
*setとほとんど同じであるが、第1引数を自動的にクオートするので、引用符をタイプする必要はない
>(setq flowers '(rose violet daisy buttercup))

(ROSE VIOLET DAISY BUTTERCUP)

>flowers

(ROSE VIOLET DAISY BUTTERCUP)
*さらに、setqは、複数の異なる変数に異なる値を代入するためにも使える。
>(setq alpha '(a b c)
num '(1 2 3))

(1 2 3)

>alpha

(A B C)

>num

(1 2 3)

==関数定義==
===defun===
*シンボルには、関数として呼ばれたときにコンピュータが実行するコードが結び付けられている。
*このコードを関数定義(function definition)と呼び、シンボルdefun(define function(関数を定義する)の略)で始まる Lispの式を評価することで作成する
*defunは、その引数を通常のようには評価しないので、 スペシャルフォーム(special form)と呼ばれる。
=====書式=====
defun 関数名 (引数) "関数の説明(省略可)" 関数本体
=====例=====
>(defun pow (x) "power" (* x x))

POW

>(pow 2)

4

==条件判定==
===if===
=====書式=====
*第1要素がifであるリストの第2要素と第3要素のそれぞれに、判定条件と真の場合の動作を指定する。
(if 判定条件
真の場合の動作)
=====例=====
>(if (> 5 4)
'("5 is greater than 4"))

("5 is greater than 4")

>(if (> 5 6)
'("5 is greater than 4"))

NIL
===If--then--else式===
*if式には第3引数を指定することもでき、判定条件が 偽の場合の動作である。
>(setq x 2)

2

>(if (= x 1)
'("x is 1")
'("x is not 1"))

("x is not 1")
===偽について===

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