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2020年2月15日 (土) 07:31時点における版
目次
COBOL 環境
[COBOL]
OS
MVS(Multiple Virtual Storage)
IBM社製メインフレームコンピュータ システム/370 や システム/390(System zの前身) の上で広く使われたオペレーティングシステム (OS)
- ファイルは、MVS では「データ・セット」と呼ばれる。
- ファイルは「カタログ」によって組織・系統立てられる。
- 1つの MVS は1つの物理システムを占有する。その論理的な単位を1つの「論理区画」(Logical Partition, LPAR)という。
- ファイルシステムは、レコード・オリエンテッド・ファイルシステム(レコード志向ファイルシステム)
- ファイル名は階層的に組織・編成され、ドットによって分けられる
- 階層の名前は、8文字まで認められる。ファイル名の全体の長さは、44文字まで
- ドットによって分けられたコンポーネントは、他のオペレーティングシステムのディレクトリのように使われる(ネーミング上の慣例にすぎない)
OS/390
IBMのメインフレームコンピュータ System/370 と System/390 用のオペレーティングシステム
- OS/390 は、1995年後期に、MVSの後継版としてデビュー
- またいくつかの改良を加えられて、ブランドはz/OSとなった
Z/OS
IBMが製造・販売している汎用コンピュータ(メインフレーム)用オペレーティングシステム
- OS/390の後継OS
- Java言語の実行が可能
- UNIX API、およびUNIXアプリケーションをサポート
- TCP/IPおよびWebとの通信も可能
ツール
TSO(Time_Sharing_Option)
- MVS、OS/390、z/OS 環境での相互対話式のコマンドラインインタープリタ
- UNIX の Bourne Again Shell や Windows の cmd と同じ役割
ISPF ( Interactive System Productivity Facility )
- MVS、OS/390、z/OS 環境で使われるツールセットの1つである
- スクリーンエディタを含むユーザーインターフェース
© 2006 矢木浩人