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「JMeter 導入」の版間の差分

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(ページの作成:「==JMeter 導入== http://www.itarchitect.jp/methodology_and_design/-/39302.html ====Ramp-Up期間が小さすぎず、かつ大きすぎないようにするには、…」)
(相違点なし)

2020年2月15日 (土) 07:33時点における版

JMeter 導入

http://www.itarchitect.jp/methodology_and_design/-/39302.html

Ramp-Up期間が小さすぎず、かつ大きすぎないようにするには、どのようにすればよいのだろうか。

  • ヒット率の平均値を推定し、スレッド数をその値で割ることにより、Ramp-Up期間の初期値を計算する
  • スレッド数が100で、ヒット率が10ヒット/秒と推定した場合、理想的なRamp-Up期間の推定値は、100÷10=10秒
  • ヒット率の推定のための簡単な方法は存在しない。まずはテスト・スクリプトを一度実行してみる
  • リスナーの1つである「統計レポート」をテスト計画に追加する。同リスナーでは、リクエスト(サンプラー)ごとに、ヒット率の平均値が表示される
  • 最初のサンプラー(HTTPリクエストなど)のヒット率は、Ramp-Up期間とスレッド数に密接に関係している
  • Ramp-Up期間を調整することにより、テスト計画の最初のサンプラーのヒット率が、その他すべてのサンプラーのヒット率の平均値に近い値になるようにする
  • 最後に、JMeterログ(JMETER_HOME/binディレクトリ内に存在するjmeter.log)を開き、最初に終了したスレッドの終了時刻が、最後に開始されたスレッドの開始時刻よりも後になっていることを確認する。
  • 両時刻の間隔は、できるだけ大きいほうが望ましい。

まとめ

最初のサンプラーのヒット率をその他のサンプラーのヒット率の平均値に近づける

この原則に従えば、Ramp-Up期間として、小さすぎる値を設定してしまうことがなくなる

最初に終了したスレッドの終了時刻が、最後に開始されたスレッドの開始時刻よりも後になるようにする

両時刻の間隔はできるだけ大きいほうが望ましい。 この原則に従えば、Ramp-Up期間に大きすぎる値を設定してしまうことがなくなる

テスト計画作成手順

起動

0723 jmeter 01.jpg

擬似ユーザ(?)となるスレッドグループ追加

0724 jmeter 02.jpg

==

0725 jmeter 03.jpg

実行する処理(サンプラー)を追加

0726 jmeter 04.jpg

==

0727 jmeter 05.jpg

結果の確認(リスナー)の追加

0728 jmeter 06.jpg

計画を保存して

0729 jmeter 07.jpg

実行

0730 jmeter 08.jpg