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|ジョブが処理を続行するか終了するかの判定 | |ジョブが処理を続行するか終了するかの判定 | ||
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2020年2月15日 (土) 08:03時点における版
JCL JOB ステートメント
JOB ステートメントは、ジョブの開始を示し、システムにそのジョブの処理方法を伝えるために使用。
//ジョブ名 JOB 定位置パラメータ[,キーワードパラメータ]... [コメント]
キーワードパラメータ
パラメータ | 値 | 目的 |
---|---|---|
CLASS=ジョブクラス | A ~ Z、0 ~ 9 | ジョブをジョブ・クラスに割り当て |
COND=((戻りコード,演算子)...) | 演算子:GT(>)、GE(>=)、EQ(==)、LT(<)、LE(<=)、NE(!=) | ジョブが処理を続行するか終了するかの判定 |
MSGCLASS=クラス | A ~ Z、0 ~ 9 | ジョブ・ログを出力クラスに割り当て |
MSGLEVEL=([ステートメント][,メッセージ]) | ステートメント(0:JOBステートメントのみ、1:全てのJCLおよびプロシージャステートメント、2:JCLステートメントのみ)、メッセージ(0:JCLメッセージのみ、1:JCL、JES、およびオペレータメッセージ) | ジョブ制御情報をジョブ・ログで印刷するように指示 |
NOTIFY=ユーザID | バックグラウンド・ジョブが完了した時点で、システムがメッセージをユーザーID に送るように要求 | |
TIME= | 分,秒、1440:無制限、NOLIMIT:無制限、MAXIMUM:最大時間(357912分) | ジョブがプロセッサーを使用できる時間の最大値を指定 |
TYPRUN= | COPY(SYSOUTにコピー)、HOLD(ジョブを保留)、JCLHOLD(JCL処理前にジョブを保留)、SCAN(構文エラーチェック) | 特殊なジョブ処理を要求 |
USER=ユーザID | ジョブの所有者をRACF、SRM、および他のシステム・コンポーネントに知らせる |
例
//ALPHA JOB 843,LINLEE,CLASS=F,MSGCLASS=A,MSGLEVEL=(1,1) //LOS JOB ,'J M BUSKIRK',TIME=(4,30),MSGCLASS=H,MSGLEVEL=(2,0) //MART JOB 1863,RESTART=STEP4 THIS IS THE THIRD JOB STATEMENT. //TRY8 JOB //RACF1 JOB 'D83,123',USER=RAC01,GROUP=A27,PASSWORD=XYY //RUN1 JOB 'D8306P,D83,B1062J12,S=C','JUDY PERLMAN',MSGCLASS=R, // MSGLEVEL=(1,1),CLASS=3,NOTIFY=D83JCS1, // COND=(8,LT)
© 2006 矢木浩人