「Oracle Database10g Recovery Manager」の版間の差分
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===Recovery Manager環境の構成要素=== | ===Recovery Manager環境の構成要素=== |
2020年2月15日 (土) 08:22時点における版
目次
Oracle Database10g Recovery Manager
Recovery Manager環境の構成要素
構成要素 | 説明 | 必須 |
---|---|---|
ターゲット・データベース | バックアップまたはリストアを実行する制御ファイル、データ・ファイルおよび(任意で)アーカイブREDOログ。 | 必須 |
Recovery Managerクライアント | 操作を管理するクライアント・アプリケーション。Oracle Netを使用してターゲット・データベースに接続できる | 必須 |
リカバリ・カタログ・データベース | リカバリ・カタログ・スキーマを持つデータベース。 | 任意 |
リカバリ・カタログ・スキーマ | リカバリ・カタログ・データベース内のユーザー | 任意 |
スタンバイ・データベース | プライマリ・データベースのコピー。プライマリ・データベースで障害が発生した場合、スタンバイ・データベースにフェイルオーバーできる | 任意 |
複製データベース | テスト目的で使用するプライマリ・データベースのコピー | 任意 |
メディア管理アプリケーション | ストレージ・システム(テープなど)へのバックアップを実行するための、ベンダー固有のアプリケーション | 任意 |
メディア管理カタログ | ディア管理アプリケーションについての情報を格納するベンダー固有のリポジトリ | 任意 |
Enterprise Manager | データベースに対するブラウザベースのインタフェース。Recovery Managerによるバックアップおよびリカバリにも使用できる | 任意 |
Recovery Managerのセッション・アーキテクチャ
- クライアント・アプリケーションは、データベース・サーバー・セッションに、すべてのバックアップおよびリカバリ作業を実行するように指示
- クライアント自体は、バックアップ、リストアまたはリカバリ操作を実行しない
- クライアントをターゲット・データベースに接続すると、Recovery Managerは、サーバー・セッションをターゲット・インスタンスに割り当て、操作を実行するようにサーバー・セッションに指示
- クライアントは内部PL/SQLパッケージを使用して、ターゲット・データベースおよびリカバリ・カタログと通信
Recovery Managerコマンドライン・クライアント
- コマンドライン・クライアントを使用すると、バックアップおよびリカバリ操作を詳細に管理するためのコマンドを入力できます。
- Recovery Managerの上位に構築されたEnterprise Managerでバックアップおよびリカバリ機能を使用している場合でも、Recovery Managerクライアントがバックグラウンドで実行されています。
RMANプロンプトでのコマンド入力
- Recovery Managerコマンドを対話形式で実行するには、Recovery Managerを起動して、コマンドライン・インタフェースにコマンドを入力して、対話形式のコマンドを実行できます。
% rman TARGET SYS/oracle@trgt CATALOG rman/cat@catdb RMAN> BACKUP DATABASE;
Recovery Managerを使用したバックアップの実行
Enterprise Manager による全体バックアップの実行
バックアップのスケジュールを選択
カスタマイズ・バックアップのスケジュール
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発行されたRMANスクリプト
backup incremental level 0 cumulative device type disk tag '%TAG' database include current controlfile;
ジョブの発行後、以下のバックアップが作成される
© 2006 矢木浩人