「初めてのJavaScript(基本)」の版間の差分
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− | http://developer.mozilla.org/en/docs/ | + | http://developer.mozilla.org/en/docs/Core_[[JavaScript]]_1.5_Reference |
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*varをつけても、ブロックレベルの変数にはならない。 | *varをつけても、ブロックレベルの変数にはならない。 | ||
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− | * | + | *[[JavaScript]]には、以下の3つの単純なデータ型しかない |
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|^ | |^ | ||
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|~ | |~ | ||
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*値とデータ型の両方が等しいときだけ結果が真 | *値とデータ型の両方が等しいときだけ結果が真 | ||
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alert((1.0 === 1.0)); // 結果は true | alert((1.0 === 1.0)); // 結果は true |
2020年2月16日 (日) 04:20時点における最新版
目次
初めてのJavaScript(基本)
http://developer.mozilla.org/en/docs/Core_JavaScript_1.5_Reference
データ型と変数
スコープ
- varをつけると、関数内で有効。つけないとグローバルとなる。
- varをつけても、ブロックレベルの変数にはならない。
単純なデータ型
- JavaScriptには、以下の3つの単純なデータ型しかない
型 | 内容 |
---|---|
string | 文字列 |
numeric | 数値 |
boolean | 真偽値 |
- 一方で、String、Number、Booleanという組み込みオブジェクトも存在する。
nullとundefined
- nullは定義がされたが、値が設定されていない状態
- undefinedは宣言されたが、初期化されていない状態
定数
- キーワード const を利用すると、定数になる
- IE7.0は対応していない?
演算子と文
演算子
演算子 | 意味 |
---|---|
加算 | |
減算 | |
* | 乗算 |
/ | 除算 |
% | 剰余 |
インクリメント | |
デクリメント |
ビット演算子
演算子 | 意味 |
---|---|
& | ビット論理積(AND) |
ビット論理和(OR) | |
^ | ビット排他的論理和(XOR) |
~ | ビット否定(NOT) |
<< | 左シフト |
>> | 符号付右シフト |
>>> | 符号なし右シフト |
newValue = oldValue << 1; '左に1ビットシフト
条件文
if、if else
if (式) { ・・・ }
if (式) { ・・・ } else { ・・・ }
switch
switch (式) { case ラベル1: ・・・ break; case ラベルn: ・・・ break; default: ・・・ }
等値演算子
- 「==」等値演算子
- 「!=」 不等値演算子
- データ型を変換する->2つの変数が数値と文字列の場合、数値を文字列に置き換えてから比較する。
alert(("1.0" == 1)); // 結果は true
- 「===」同値演算子 または 厳密等価演算子
- 「!==」厳密不等価演算子
- 値とデータ型の両方が等しいときだけ結果が真
- JavaScript1.3から
alert(("1.0" === 1)); // 結果は false alert((1.0 === 1.0)); // 結果は true alert(((new Number(1.0)) === (new Number(1.0)))); // 結果は false var num1 = new Number(1.0); var num2 = num1; alert((num1 === num2)); // 結果は true
比較演算子
演算子 | 内容 |
---|---|
> | 左が右より大きい |
>= | 左が右以上 |
< | 左が右より小さい |
<= | 左が右以下 |
三項演算子
- 条件 ? 真のときの値 : 偽の時の値;
var isAdult = (age >= 20)? true : false;
論理演算子
演算子 | 内容 | |
---|---|---|
&& | 論理積演算子 両辺が真の時のみ真 左辺が偽の時右辺は評価されない | |
論理和演算子 両辺の何れかが真の場合真 左辺が真の場合右辺は評価されない |
繰り返し
while
- 条件が真の間繰り返し
while (条件) { ・・・ }
do while
- 条件が真の間繰り返し
- 条件を満たさなくても、1回処理される
do { ・・・ } while (条件)
for
for (初期値設定; 条件; 更新) { ・・・ }
for in
配列の要素を取り出す
for (変数名 in 配列) { ・・・ }
※ for in を利用してもビルトインのプロパティ(String.indexOf、Object.toString)は取得できないが、ユーザが定義したプロパティは取得される。
→ 配列の要素取得に利用すべきではない!
// 例 function test() { var s = ['a', 'b']; s.foo = "foo"; s.bar = function() { alert("bar"); }; var i=0; for (p in s) { document.write(p + " : " + s[p] + "<br>"); } } // 結果 0 : a 1 : b foo : foo bar : function() { alert("bar"); }
documentのプロパティを列挙
var win = window.open("","_blank"); for (elm in document) { win.document.write(elm + "<br>"); } win.document.close();
条件判定にも利用できる(linkColor プロパティがdocumentオブジェクトに存在するか)
alert(("linkColor" in document)); // true
© 2006 矢木浩人