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「ヒストグラム範囲の決め方」の版間の差分

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==ヒストグラム範囲の決め方==
 
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*http://www.ipc.shimane-u.ac.jp/food/kobayasi/how%20to%20write%20a%20histogram.htm
 
*http://www.ipc.shimane-u.ac.jp/food/kobayasi/how%20to%20write%20a%20histogram.htm

2020年2月15日 (土) 08:29時点における版

ヒストグラム範囲の決め方

| 統計

範囲の決め方

  1. データの数nを求める。度数分布表を作るにはnは少なくとも50、できれば100以上必要である。
  2. データを大きさの順に並べる。
  3. 範囲Rを求める。データの中から最大値maxと最小値minをみつけ、範囲を計算する。 R=max-min
  4. 階級間隔hを決める。範囲Rを10~20の適当な数で割る(この商をkとする)。階級間隔を測定値の測定単位の整数倍とするためにkを整数値になるように丸める。このときデータ数が100より少ないときはkを大きめの値に丸め、100以上のときはkを小さめの値に丸める。
  5. 階級分けの出発点を決める。最初の階級は最小値を含み、階級間隔hであり、次の階級との境界値は共通し、しかもデータが2階級にまたがらないように、決めなければならない。そのため、最小値から測定単位の2分の1を引いた値を階級の出発点とするとよい。(こうすると階級の境界値は測定単位の整数倍プラス測定単位の2分の1となり、境界値にデータが重なることはなくなる。)
  6. 出発点の値に階級間隔hを逐次加え、最大値を含む階級までの境界値を決定する。
  7. 度数分布表を作成する。各階級の中央の値をその階級の階級値とする。
  8. 次にヒストグラムを作成する。横軸に階級の境界値を取る。
  9. 縦軸に度数を目盛る。このとき、できる図形の縦・横の比が2:3程度になるのがよい。