「DX」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
33行目: | 33行目: | ||
*事業の実現と成功を因数分解した時に、会社の強みになっているものこそコア | *事業の実現と成功を因数分解した時に、会社の強みになっているものこそコア | ||
*DXのスタートラインは、コアの再定義とデジタル化 | *DXのスタートラインは、コアの再定義とデジタル化 | ||
+ | ====DXのステージ==== | ||
+ | |||
====デジタイゼーション、デジタライゼーション、DX==== | ====デジタイゼーション、デジタライゼーション、DX==== | ||
---- | ---- |
2021年7月16日 (金) 07:50時点における版
DX
DXとは
- 単なるデジタル活用ではない
- 日本企業がDXに失敗する最大原因は「DXとは何を指すのか経営者とDX担当者が共通言語を持っていない」
定義
- DXとは第四次産業革命そのもの
- 第四次産業革命とは、クラウドコンピューティング × ビッグデータ × IoT × AI -> ネットワーク効果、指数関数的な成長や変化
- DXとはこれによる、産業や企業の変質、変化
- DXとはツール導入による局所的なものではなく、根本的なビジネスモデルの変換をさす
- 人間がこれまで行ってきた判断や考え方を機会がマスターしていく
産業革命 | 内容 |
---|---|
一次 | 蒸気機関による機械化 |
二次 | 電化による軽工業から重工業化 |
三次 | コンピュータによるデジタル化 |
コアとコンテクスト
- 会社はコアとコンテクストを分けて考えなければならない
- 例えば、マイケルジョーダンにとってのコアはバスケットボールで、コンテクストはマーケティングやプロモーションなど
- DXとは、コアの部分をデジタル化すること
- 何をコアと定義するか、コア <> 事業
- 事業の実現と成功を因数分解した時に、会社の強みになっているものこそコア
- DXのスタートラインは、コアの再定義とデジタル化
DXのステージ
デジタイゼーション、デジタライゼーション、DX
項目 | 内容 |
---|---|
デジタイゼーション(Degitization) | アナログからデジタルへの移行 |
デジタライゼーション(Degitalization) | デジタル化されたデータを利用して、作業の進め方やビジネスモデルを変革 |
DX | デジタライぜーションにより実現されたものを人や組織の変革に恒久適用 |
- DXを進めるためには、KPI(重要業績評価指標)や評価制度の見直し、抜本的な組織変更と役割変更が必要となり、伴う人の管理が必要となる。
- DXは経営者が自ら舵を切って会社の文化や体勢を変えていくことで初めて実現される抜本的構造改革である。
© 2006 矢木浩人