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*ランレベルごとに細かく制御する必要がなければ、rc.localに書いておく。 | *ランレベルごとに細かく制御する必要がなければ、rc.localに書いておく。 | ||
2020年2月15日 (土) 08:04時点における版
Linux システム起動時に実行する処理
- ランレベルごとに細かく制御する必要がなければ、rc.localに書いておく。
初期設定とランレベルの切り替え
initプロセスが実行する内容はランレベルごとにさまざまだが、詳細は/etc/rc.d以下のディレクトリとスクリプトファイルに記載されている。
rc.sysinit
- システム起動時に、initプロセスによって開始されるスクリプト。
- ファイルシステムのマウントなど、Linuxを利用可能にするための作業を処理
rc.local
- rc.sysinitによって呼び出されるスクリプト。
- システムの起動に影響を与えるカスタマイズをローカルに行う。
- rc.sysinitを直接変更すと、システムのアップグレードの際に変更内容が失われることがあるため、代わりにこちらに変更内容を記述する。
rc
ランレベルの切り替えに使用される。
init.d
- システム上のサービスごとに起動とシャットダウンスクリプトが用意されており、このディレクトリに格納される
- 各スクリプトは標準の基本的な形式を採用し、引数をひとつだけとる
- どのスクリプトでも有効な引数は startとstop。その他、restart,status,reloadなど
/etc/rc.d/initd/httpd stop /etc/rc.d/initd/httpd start
© 2006 矢木浩人