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「初めてのJavaScript(関数)」の版間の差分

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*関数リテラルで、関数に名前をつけておくと再起呼び出しが可能になる。
 
*関数リテラルで、関数に名前をつけておくと再起呼び出しが可能になる。
  
====クロージャ====
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*入れ子になった内側の関数リテラル
 
*入れ子になった内側の関数リテラル
 
  function outer(引数) {
 
  function outer(引数) {

2020年2月16日 (日) 04:20時点における最新版

初めてのJavaScript(関数)

初めてのJavaScript |

  • 関数を作成するには、主に3つの方法がある。
  1. 宣言型(静的、static)関数
  2. 無名関数
  3. リテラル

宣言型の関数

  • 最もよく使われる関数。
  • ロード時に解析され、呼び出されるたびに使用される
function 関数名(引数1, 引数2, ...){
}
  • 基本データ型(string、boolean、number)は値渡し
  • オブジェクトは参照渡し

無名関数

  • 関数はオブジェクト。
  • コンストラクタを使用して生成したり、変数に代入したりできる。
  • 以下は無名関数または匿名関数と呼ばれる
  • 動的に生成され、そのたびに解析される
var showMsg = new Function("msg", "alert(msg)");
showMsg("hello");
  • コンストラクタを使用する構文は以下
var variable = new Function("引数1", "引数2", ・・・ , "関数本体");

関数リテラル

  • 宣言的な関数と無名関数の両方の特徴を持つ
  • 他のオブジェクトと同様に関数を作成したり、変数に代入したりするためにコンストラクタを使用する必要はなく、関数リテラルを使用できる。
var func = function(引数){
}
  • 式の一部として生成されるため、関数式とも呼ばれる
  • 構文解析が行われるのは1回のみ
  • 無名でないものもある
var func = function funcName() {
};
  • ただし、ここでつけた名前は、関数の内部からしかアクセスできない。

コールバック関数

  • Arrayオブジェクトには、以下のようなコールバック関数がある
  • element,index,arrayの引数を持ち、元の配列には影響を及ぼさない
コールバック関数 内容
filter ある値を満たさない限りは要素を加えない
forEach 指定した関数を各要素に適用
every どれかひとつがfalseを返すまで関数を実行
map 全要素に対して関数を実行し結果から新しい配列を作成
some everyの逆。どれかひとつがtrueを返すまで関数を実行

filter

function isNum(element, index, array) {
  return ((new String(element).match(/[0-9]+/)) != null);
}

var elm = ['a','1','b','2','c','3'];
var num = elm.filter(isNum);
var s="";
for (var i=0; i<num.length; i++) {
    s += ((i > 0)?",":"") + num[i]
}
alert(s); // "1,2,3"

forEach

var msg = "";
function concat(element, index, array) {
    msg += element;
}

['a','b','c'].forEach(concat);
alert(msg); // "abc"

every

function isNum(element, index, array) {
  return ((new String(element).match(/[0-9]+/)) != null);
}

alert(['1','2','3'].every(isNum)); // true
alert(['1','a','3'].every(isNum)); // false

map

function toUpper(element, index, array) {
    return (new String(element).toUpperCase());
} 

var uc = ['a','b','c'].map(toUpper);
var s = "";
for (var i=0; i<uc.length; i++) {
    s += uc[i];
}
alert(s); // "ABC"

再起関数

  • 関数リテラルで、関数に名前をつけておくと再起呼び出しが可能になる。

クロージャ

  • 入れ子になった内側の関数リテラル
function outer(引数) {
  function inner(引数) {
  }
}
  • 上記の場合、inner関数は、outerという名前の関数のコンテキストでのみ使用される。
  • innerから、outerのすべての変数にアクセスできるが、outerからはできない。
  • 他の関すがinnerを呼び出すこともできない。
function outer() {
    var outer_msg = "outer";
    function inner() {
        var inner_msg = "inner";
        alert("call outer from inner : " + outer_msg);
    }
    inner();
    alert("call inner from outer : " + inner_msg); // error
}

outer();
inner(); // error
  • ただし、内側の関数がリテラルとして作成され、呼び出し側に戻り値として返されれば呼び出される可能性がある。
function calc(exper) {
    function exec(x, y) {
        return eval(new String(x) + exper + new String(y));
    }
    return exec;
}

var add = calc("+");
var sub = calc("-"); 

alert(add(1,2)); // 3
alert(sub(1,2)); // -1

オブジェクトとしての関数

  • コンストラクタを使ってできるものなら何でも、プロパティをメソッドを持てる。関数も同様
function func(x,y,z) {
    for(var i=0; i<func.length; i++) {
        alert(func.arguments[i]);
    }
}

func(3,2,1);