プロジェクト計画立案
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プロジェクト計画立案
プロジェクト作業計画の手法
- 必要作業(タスク、アクティビティ)の分析
- 経営資源の割り付け
PPP(Phased Project Planning)段階的プロジェクト計画
- 宇宙開発計画でNASAが提示した手法
- 工程を大きく4つのフェーズに分け、それぞれを下位タスクに分割
- 予備分析(Preliminary Analysis)
- 仕様定義(Definition)
- 設計(Design)
- 開発と運用(Deveopment and Operation)
- プロジェクトは、計画フェーズ、いくつかの実行フェーズ、評価フェーズに分解される。
- ひとつの実行フェーズを取り上げると、計画タスク、いくつかの実行タスク、評価タスクに分解される。
- タスクはさらにステップに分解される。
PPPにおける4段階の作業計画
計画 | 内容 |
---|---|
企画書 | プロジェクトの構想時に作成。必要性、内容、見積、効果。システムアナリストによる |
プロジェクト計画書 | 開始承認後に作成。進行の基本。方針、目標、内容、組織要員管理計画、プロジェクト運営計画(進捗、品質、費用、機密契約、変更)、環境整備管理(設備、適用技術計画)。プロジェクトマネージャが作成 |
フェーズ作業計画書 | 各フェーズの実施に先立ち、フェーズの作業(タスク)を列挙し、資源の割当てとスケジューリングを実施 |
作業(タスク)実施計画書 | 各作業(タスク)の実施に先立ち更に細分化された作業(ステップ)を分析し、資源の割当てとスケジューリングを行う |
WBS(Work Breakdown Structure)作業分割構造
- プロジェクトに必要な作業をトップダウン分析し、階層構造で表現
- 一般に、上部のくくりは機能を表し、下部になるにつれ作業を表す。
- PPPの階層に応じて、プロジェクトWBS、フェーズWBS、タスクWBS等が用いられる。
RAM(Responsibility Assignment Matrix)責任分担表
- WBSで示された各作業または機能を一方の軸にとり、対応する組織や要員名を他方の軸にとって二元配置のマトリックスで、その関連と責任権限を表現した図。
- RMC(Responsibility Matrix Chart)またはTRM(Task Responsibility Matrix)とも呼ばれる。
© 2006 矢木浩人