システムアーキテクト
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システムアーキテクト
システム戦略
IT戦略
- 経営戦略の一環として、情報資源の3要素を有機的に活性化
情報資源の3要素
- 情報そのもの
- 情報基盤
- 情報の人的活用技術
IT戦略策定方法
- 経営環境の調査分析
- SWOT分析、マーケティング分析、PPM(Product Portfolio Management)、バリューポートフォリオ
- 現行業務の調査分析
- 情報システムの調査分析
- 情報技術動向の調査分析
- 基本戦略の策定
- 中長期計画
- 業務の新全体像と投資対象の選定
- 全体的業務モデル、ギャップの解決、BPR(Business Process Re-engineering)
- IT戦略の作成と承認および推進体制の提案
ITアーキテクチャ
- 情報技術における設計思想に相当する概念、情報システム全体の処理方式
- 企業経営の全体最適化
- 情報資源の活性化
機能的側面(業務機能)
非機能的側面(システム基盤)
- ミドルウェア、プラットフォーム、ハードウェア 組み合わせて標準化、モデル化
要求モデリング
- 業務システムおよびシステムマネジメントの要求をITアーキテクチャとして設計可能なシステム要件に再構築
アーキテクチャ設計
- システム要件に従いITアーキテクチャを設計
- コンポーネント構造を中核とする
ITアーキテクト
- アプリケーションアーキテクチャ、インテグレーションアーキテクチャ、インフラストラクチャアーキテクチャ
IT戦略
- 顧客の視点
- リアルタイム
- ライフサイクル
- 可視化
エンタープライズアーキテクチャ
- 対象範囲を組織全体としたITアーキテクチャが、エンタープライズアーキテクチャ(EA)
- 組織の全体最適化をもたらす
AsIs(現状)モデル
- 現状のアーキテクチャモデル
ToBe(目標)モデル
- あるべき姿、業務と情報システムの理想像
ザックマンフレームワーク
- EAを設計構築するためのガイドライン
日本政府のEA
EAの構成要素
- ビジネスアーキテクチャ(業務体系)
- データアーキテクチャ(データ体系)
- アプリケーションアーキテクチャ(適用処理体系)
- テクノロジーアーキテクチャ(技術体系)
EA策定手順
ビジネスアーキテクチャ(業務体系)
- 業務説明書
- 機能構成図(DMM : Diamond Mandala Matrix)
- DFD(Data Flow Diagram : 機能情報関連図)
- 業務流れ図(WFA : WorkFlow Architecture)
データアーキテクチャ(データ体系)
- クラス図
- E-R図
- データ定義表
アプリケーションアーキテクチャ(適用処理体系)
- 情報システム関連図
- 情報システム機能構成図
テクノロジーアーキテクチャ(技術体系)
- ハードウェア構成図
- ソフトウェア構成図
- ネットワーク構成図
システム評価
IT戦略と目標設定
- 量的変化
- 質的変化
PDCAサイクルの確立
対象
- 戦略レベルの評価
- 事業群の評価(ポートフォリオ評価)
- 個別事業レベルの評価
タイミング
- 事前評価
- 事後評価
評価の視点
- 有効性
- 効率性
- リスク
評価手法
- バランススコアカード
- ITポートフォリオ
- IT投資評価
システム企画業務の評価
- 情報システムの費用はTCOの観点から求める
- 定量的効果
- 定性的効果
評価手法
- 投資利益率法
- 回収期間法
- 正味現在価値法
- 内部利益率法
システム開発業務の評価
評価ポイント
- 信頼性、安全性、セキュリティ、効率性、適時性
システム運用保守業務の評価
評価ポイント
- 信頼性、安全性、効率性、セキュリティ
評価データの入手
- 要求機能の実現
- 応答時間、処理時間、資源の利用率
- システム故障の頻度、障害件数、回復時間および稼働率
- セキュリティ機能の運用効果
ユーザー評価
- 要求機能の実現度、目標の達成度
- エンドユーザーの満足度と不満要素
システム企画
現行業務の分析
現行業務の分析
- 情報および情報システムを対象とする
- 業務と調査目的を明確化
- 調査計画の立案、実行
現行業務の調査
調査項目
調査項目 | 内容 |
---|---|
業務機能と詳細 | 各業務について、誰がいつどこで何をなんのためにするのかを整理 |
組織と業務機能の関連 | 組織図、業務分掌、各組織の定形/非定型業務、例外業務、組織間の関連を明らかにする |
業務が取り扱う情報 | 業務機能毎に取り扱う情報を明らかにする。画面種類や内容、帳票の発行部署、保管部署、経由部署 |
業務処理のタイミング | 業務機能ごとに、日次、月次、年次などの処理タイミングや実行頻度を調査、帳票の出力タイミング |
業務の管理体制 | 業務機能ごとに、命令や承認などの手続き管理体制、命令系統、責任者、承認方法などを調査 |
業務処理量 | 業務機能毎に、具体的な処理量を調査、帳票の種類や枚数、処理データ件数 |
業務の所要時間 | 業務機能ごとに、担当者や必要スキル、作業にかかる時間を調査 |
情報システム利用業務と利用頻度 | 手作業で行う業務と情報システムで行う業務を明確に区別、業務における情報システムの利用率調査 |
業務間の関連と他部門との連携 | 業務機能毎の関連を明確にする。他部門と連携する業務は、連携状況や共有情報の調査 |
電子商取引などによる外部との連携 | 企業間取引の実施状況や今後の実施予定など社外との関連調査 |
調査方法
調査方法 | 内容 |
---|---|
資料調査 | 対象部門から資料を収集 |
面接調査 | 業務の管理者や担当者と面接し情報を収集 |
観察調査 | 業務に立会い、状況を観察、定性、定量評価を行う |
アンケート調査 | 質問票やチェックリスト |
実施方法
- 調査方法、調査範囲、調査対象者、調査スケジュールを明確にする
調査結果の整理
- 業務フロー図、DFD、状態遷移図などで図式化
業務分析法
- E-Rモデル
- UML
- QC七つ道具
- パレート図、特性要因図、ヒストグラム、チェックシート、層別グラフ、散布図、管理図
- 新QC七つ道具
- 連関図法、親和図法、系統図法、マトリックス図法、マトリックスデータ解析法、PDPC(Process Decision Program Chart:過程決定計画図)法、アローダイアグラム
問題解決技法
- ケプナー・トリゴー法(KT法)
- 帰納的アプローチ法
- 分析的アプローチ法
- ワークデザイン法
- 因果分析法
- ブレインストーミング
- KJ法
- デルファイ法
- 需要予測
- 最小二乗法
- 指数平滑法
- 三項移動平均法
- ABC分析
問題解決能力
要請方法
- ケーススタディ
- インバスケット
- ロールプレイング
- ウォークラリー
システム開発の準備
システム開発の初期作業
プロセスモデル
- ウォーターフォールモデル
- スパイラルモデル
- プロトタイピング
- RAD(Rapid Application Development)
- インクリメンタルプロセスモデル
- ラウンドトリップ
- クリーンルームモデル
- パイロット開発
- XP(eXtream Programming)
- アジャイル開発
ソフトウェアプロセス改善
CMM(Capability Maturity Model)
- プロジェクト組織のプロセス成熟度評価モデル
レベル | 定義 |
---|---|
レベル1 | プロジェクトやソフトウェア管理が場当たり的。ソフトウェア開発の成否を個人の能力依存 |
レベル2 | コスト、日程などプロジェクトの管理手順が明確で、過去の成功事例を繰り返せる。品質保証のメカニズムが確立している |
レベル3 | 開発目標や管理手順を組織で共有し、常に改善を目指すプログラムが確立 |
レベル4 | 開発プロセスや商品の品質、目標を定量的に分析し、必要に応じた変更を即座に行える |
レベル5 | 新しいアイディアや技術を駆使した実験やデータを常に定量的に分析し、危険を予測した組織的な改善が自発的、継続的に行われている |
CMMI(Capability Maturity Model Integration)
- 以下を統合
- SW-CMM ソフトウェア開発向け
- SE-CMM ソフトウェア、ハードウェア両方を含むシステム開発向け
- IPD-CMM 製造業の製品開発、製造向け
ソフトウェアパッケージ
種類
- ソフトウェアパッケージ
外部開発事業者の利用
ソフトウェア開発見積技法
要件定義
システム機能設計
外部設計
内部設計
システム方式設計
システム方式設計
処理方法の設計
操作性に関する方式設計
性能・処理能力に関する方式設計
拡張性に関する方式設計
信頼性に関する方式設計
システム構成に関する方式設計
セキュリティに関する方式設計
内部統制に関する方式設計
データ管理方式設計
システム開発に関する方式設計
移行方式設計
運用管理方式設計
システム保守に関する方式設計
システム開発
© 2006 矢木浩人