Windows サイドバー 概要 ~ ガジェットの表示
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目次
- 1 Windows サイドバー 概要 ~ ガジェットの表示
- 2 開発
- 2.1 はじめに
- 2.2 ファイル
- 2.3 作成手順
- 2.4 3 つのプレゼンテーション要素
- 2.5 リファレンス
- 2.5.1 Gadget オブジェクト
- 2.5.2 システム オブジェクト
- 2.5.2.1 System.Contact
- 2.5.2.2 System.ContactManager
- 2.5.2.3 System.Debug
- 2.5.2.4 System.Diagnostics.EventLog
- 2.5.2.5 System.Environment
- 2.5.2.6 System.Machine
- 2.5.2.7 System.Machine.CPU
- 2.5.2.8 System.Machine.PowerStatus
- 2.5.2.9 System.MessageStore
- 2.5.2.10 System.MessageStore.Folder
- 2.5.2.11 System.MessageStore.Message
- 2.5.2.12 System.Network.Wireless
- 2.5.2.13 System.Shell
- 2.5.2.14 System.Shell.Drive
- 2.5.2.15 System.Shell.Folder
- 2.5.2.16 System.Shell.Item
- 2.5.2.17 System.Shell.RecycleBin
- 2.5.2.18 System.Sound
- 2.5.2.19 System.Time
- 2.5.2.20 System.Time.timeZone
- 2.5.3 プレゼンテーション オブジェクト
- 2.6 サンプル
Windows サイドバー 概要 ~ ガジェットの表示
[Windows サイドバー][JavaScript]
ガジェット
概要
- HTML およびスクリプト ベースのアプリケーション
- 情報または機能をユーザーに示す
- のアプリケーション、コントロール、Web サイトおよびサービスから取得
構成要素
- XML
- HTML
- JScript
- CSS
.gadget ファイル
- 構成要素のコレクションをzipアーカイブ
インストール
- ダウンロードプロセスにより
- ローカルからダブルクリックにより
ガジェット マニフェスト
- 全体構成や表示情報を記載したXML
- ガジェットピッカーを通じてユーザーに提示
- ガジェットパッケージに同梱する必要がある
- 名前は gadget.xml とする
開発
はじめに
- Web サイトおよびサービスから取得した情報または機能をユーザーに示すことを目的
- Web ページの作成経験がある方には身近
ファイル
- 基本は 2 つのファイルから構成
マニフェスト
- XMLファイル
- 名前はgadget.xml
HTML
- UIを提供
- コアコード
- マニフェストで指定された名前
作成手順
- 通常、開発フォルダにはホストするガジェットと同じ名前を付け、拡張子 .gadget を付ける
配置
- 開発およびテスト中は、サイドバーに関連するシステム フォルダに配置するとより効率的
- これにより、ガジェットはガジェット ピッカーに表示され、後のファイル処理を最小限に抑えることができる
%USER_DATA%\Local\Microsoft\Windows Sidebar\Gadgets (ユーザー ガジェット) %SYSTEM_ROOT%\Program Files\Windows Sidebar\Gadgets (グローバル ガジェット)
3 つのプレゼンテーション要素
G:BACKGROUND
- 多数のメソッドを使用して、ガジェットの背景を宣言し、イメージ ソースを指定
- 一般に、背景オブジェクトおよびそのイメージ ソースは、g:background 要素を使用してガジェット HTML ファイルで宣言
- 役割は、アルファチャンネルを持つPNG画像をガジェットの背景として配置すること
CSSのpositionで「absolute」を指定し、HTMLのレイアウトとは無関係に左上隅に配置するように設定
その後の要素が背景イメージの下に配置されないようにするため、z-indexスタイルに-1を指定
GIMAGE
- 標準 HTML imgタグより効率的にガジェット DOM にイメージを追加する
- リクエストされたファイルはローカル コンピュータにあることが必要
G:TEXT
Settings
- 基本ガジェット UI に 2 つのユーザー インターフェイス (UI) 拡張子を定義
- ガジェットから情報を保存するには、ファイルに書き込むのではなくこのオブジェクトを利用
- System.Gadget.Settings
- ガジェットの構成を変更
- System.Gadget.Flyout
- ガジェット UI に関する追加的詳細または情報を表示
リファレンス
Gadget オブジェクト
System.Gadget.Settings
- Settings 機能
System.Gadget
- 基本的機能
System.Gadget.Sidebar
- サイドバーの基本的機能
System.Gadget.SideShow
- Windows Vista SideShow デバイスでサイドバー機能
System.Gadget.Flyout
- Flyout 機能
システム オブジェクト
System.Contact
System.ContactManager
System.Debug
- サイドバー ガジェット スクリプトのデバッグに利用
System.Diagnostics.EventLog
- Application イベント ログ エントリの書き込みに利用
System.Environment
- システムおよびユーザー環境変数を決定
System.Machine
- マシン プロセッサとメモリ特性を決定
System.Machine.CPU
- System.Machine.CPU コレクションの各メンバー
System.Machine.PowerStatus
- コンピュータの電源状態
System.MessageStore
- Microsoft Windows メール (旧称 Outlook Express)
System.MessageStore.Folder
- 個々の Windows メール フォルダ
System.MessageStore.Message
- Windows メールの各メンバー
System.Network.Wireless
- ワイヤレス ネットワーク接続性
System.Shell
- Windows Shell 特性を示す
System.Shell.Drive
- システム ストレージ デバイスの特性を示す
System.Shell.Folder
- ファイル管理操作を実行
System.Shell.Item
System.Shell.RecycleBin
- Recycle Bin 特性
System.Sound
System.Time
- システム時間情報を決定
System.Time.timeZone
- System.Time.timeZone コレクションの各メンバー
プレゼンテーション オブジェクト
background
- コンテンツおよびプロパティでガジェットの背景を宣言
image
- ガジェットに表示するイメージ要素
text
- ガジェットに表示するテキスト要素
サンプル
表示
gadget.xml
<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?> <gadget> <name>WindowSidebarSample</name> <version>1.0.0.0</version> <hosts> <host name="sidebar"> <base type="HTML" apiVersion="1.0.0" src="WindowSidebarSample.html" /> <permissions>Full</permissions> <platform minPlatformVersion="1.0"/> </host> </hosts> </gadget>
WindowSidebarSample.html
<html> <head> <style type="text/css"> body { /* ウィンドウサイズはBody要素に明示的に指定する */ margin:0px; width:125px; height:250px; } </style> <script type="text/jscript" language="jscript"> function init() { } </script> </head> <body onload="init()"> <g:background id="imgBackground" src="images/background.png" style="position:absolute;z-index:-1;width:125px;height:250px;"> </g:background> </body </html>
結果
- ガジェットの一覧に表示された
- 起動したところ
© 2006 矢木浩人