エディターキット
目次
エディターキット
Swing |
http://java.sun.com/j2se/1.5.0/ja/docs/ja/api/
概要
テキストコンポーネントは、様々なテキストコンポーネントを結びつけるために、ひとつのEditorKitを利用する。 editor kitは、view factory、document、caret、actionを提供する。 あるeditor kitは特定のフォーマットの読み書きを行う。 全てのテキストコンポーネントはeditor kitを利用するが、いくつかのコンポーネントはそれらを隠蔽する。 text fieldおよびtext areaでは、editor kitを設定したり、取得したりできない。 ditor pane、text paneは 現在適用されているeditor kitを取得するために、editorKit メソッドを提供する。 また、変更の為に setEditorKit メソッドを提供する。
使われ方
JTextComponentクラスは、いくつかのeditor kitの機能を間接的に呼出したり、カスタマイズしたりするために、APIを提供する。
例えば、 JTextComponentは、readおよびwriteメソッドを提供する。 これは、editor kitのメソッドを呼び出す。 また、getActionsメソッドは、コンポーネントがサポートしている全てのactionを返す。
Swingのtextパッケージは、以下のeditor kitを提供する。
DefaultEditorKit
プレーンテキストの読み書き、および基本的な編集コマンドを提供する。
StyledEditorKit
スタイル付けされたテキストの読み書き、およびスタイルテキストのためのアクションの最小セットを提供する。 このクラスは、DefaultEditorKitのサブクラスであり、JTextPaneのでフォルトとして利用されている。
HTMLEditorKit
HTMLの読み書き。StyledEditorKitのサブクラスである。
JEditorPane
上述した各editor kitは、JEditorPane とともに登録され、editor kit が読み書き、編集するテキスト書式と結び付けられます。
ファイルがeditor paneに、ロードされたとき、editor paneは、登録された editor kitに対して、 ファイルのフォーマットをチェックします。 もし、登録された editor kit が見つかれば、そのファイルフォーマットの読み書きをサポートします。
独自のeditor kit を作成し、JEditorPaneのregisterEditorKitForContentTypeに登録することで、JEditorPaneを独自の書式をサポートするように拡張できます。
© 2006 矢木浩人