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、 2020年2月15日 (土) 07:31
==Django 最初のアプリケーション 3 (Viewの作成)==
[Django 最初のアプリケーション 4]] Django][Python][[[前|Django 最初のアプリケーション 2]]][[[次]
Pythonの概要も分かり易い.
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*[http://www.djangobook.com/en/1.0/ The Django Book]
*http://docs.djangoproject.com/en/dev/intro/tutorial03/#intro-tutorial03
を参考にサンプルアプリケーションを作成してみる
===方針===
<blockquote>Djangoアプリケーションにて、ビューは、Webページの『型』であり、特定の機能や、テンプレートを提供する。</blockquote>
=====たとえば、ブログアプリケーションでは以下のようなビュー。=====
*ホームページ - 最新の2、3のエントリを表示
*エントリの詳細ページ - あるエントリへのパーマリンク
*年別アーカイブページ - ある年のエントリを月別表示
*月別アーカイブページ - ある月のエントリを日別表示
*日別アーカイブページ - ある日のエントリを表示
*コメントページ - エントリへのコメント
=====サンプルとして作成している Poll アプリケーションでは、以下の4つのビューを持たせる=====
*アーカイブページ - 最新の2、3の調査を表示
*詳細ページ - 調査の質問を表示。結果は表示せず、投票フォームを表示
*結果ページ - 調査結果のページ特定の調査についての結果
*投票ページ - 特定の調査に対する投票を選択する
<blockquote>Djangoではビューをシンプルな Pythonの関数で表現する</blockquote>
===URLの設計===
====URLの構造を設計====
*最初に、URLの構造を設計する
*これには、URLconfから呼び出される、Pythonのモジュールを作成する
*URLconfは、DjangoがURLとPythonコードを結びつける
*Djangoで作成されたページにアクセスすると、システムは ROOT_URLCONF設定を探す
*ROOT_URLCONFはPythonのドット区切り文法で記述された文字列
*Djangoはこのモジュールをロードし、呼び出されたURLパターンで、モジュールレベル変数を探す
*URLパターンは、以下の書式の[Python サンプルコード] [タプル]
(正規表現, Python コールバック関数 [, オプションのディクショナリ])
*Djangoは、最初に正規表現が一致するまでリストを下っていく
*一致するものが見つかったら、Djangoは、HttpRequestオブジェクトを最初の引数として、キーワード引数として、正規表現から捕捉された値、オプションで任意のディクショナリ(タプルの3つ目の項目)を伴って、Pythonコールバック関数を呼び出す
====オブジェクト詳細====
**[http://docs.djangoproject.com/en/dev/ref/request-response/#django.http.HttpRequest HttpRequestオブジェクト]
**[http://docs.djangoproject.com/en/dev/ref/request-response/#ref-request-response Request、Responseオブジェクト]
**[http://docs.djangoproject.com/en/dev/topics/http/urls/#topics-http-urls URLconf (URL dispatcher) ]
====urls.pyの編集====
*[Django 最初のアプリケーション 2] [最初のアプリケーション 1]で、django-admin.py startproject mysite を実行したとき、mysite/urls.py にデフォルトの URLconfを作成している。
*自動的に、settings.pyファイルのROOT_URLCONF 設定 にて、そのファイルを指定している
ROOT_URLCONF = 'mysite.urls'
*mysite/urls.pyを以下のように編集
from django.conf.urls.defaults import *
# Uncomment the next two lines to enable the admin:
from django.contrib import admin
admin.autodiscover()
urlpatterns = patterns('',
# Example:
# (r'^mysite/', include('mysite.foo.urls')),
(r'^polls/$', 'mysite.polls.views.index'),
(r'^polls/(?P<poll_id>\d+)/$', 'mysite.polls.views.detail'),
(r'^polls/(?P<poll_id>\d+)/results/$', 'mysite.polls.views.results'),
(r'^polls/(?P<poll_id>\d+)/vote/$', 'mysite.polls.views.vote'),
# Uncomment the admin/doc line below and add 'django.contrib.admindocs'
# to INSTALLED_APPS to enable admin documentation:
# (r'^admin/doc/', include('dhttp://typea.info/tips/wiki.cgi?action=EDIT&page=Django+%BA%C7%BD%E9%A4%CE%A5%A2%A5%D7%A5%EA%A5%B1%A1%BC%A5%B7%A5%E7%A5%F3+3&artno=2jango.contrib.admindocs.urls')),
# Uncomment the next line to enable the admin:
(r'^admin/(.*)', admin.site.root),
)
====リクエストパラメータの解析====
上記の例では、"/polls/23/"というリクエストがあった場合、DjangoはPythonモジュールをロードする。これは、r'^polls/(?P<poll_id>\d+)/$' にマッチするためであり、 mysite/polls/views.py.からdetail()関数が以下のように呼び出される。
detail(request=<HttpRequest object>, poll_id='23')
*poll_id='23' の部分は、(?P<poll_id>\d+)から来ている
*丸括弧でパターンをを囲うことにより、テキストの一致を『捕捉』しビュー関数に引数として送信する。
*?P<poll_id> がパターンにマッチした場合の名称を定義している。
*\d+ は正規表現で数字の連続
===最初のビュー===
====ViewDoesNotExistエラー====
*まだ、ビューを作成していないので、http://192.168.24.14:8080/polls/ にアクセスしても、以下のようにViewDoesNotExistエラーが表示される
[[File:0372_django_firstapp24.jpg]]
*これは、index() 関数を mysite/polls/views.py. に実装していないため。
====シンプルビューの実装====
*mysite/polls/views.py に以下を記述してみる
from django.http import HttpResponse
def index(request):
return HttpResponse("Hello, world. You're at the poll index.")
[[File:0373_django_firstapp25.jpg]]
テキストを出力するシンプルなビューが作成された
====引数を取るビューの実装====
*引数をとる以下の関数を追加し、http://192.168.24.14:8080/polls/34/ にアクセス
def detail(request, poll_id):
return HttpResponse("You're looking at poll %s." % poll_id)
[[File:0374_django_firstapp26.jpg]]
URLに入力したパラメータを取得できている
===実際になにかするビュー===
====簡単なビューの作成====
*ビューは次の2つのうちどちらかを行う責任がある。
**リクエストされたページのコンテンツを含んだHttpResponseオブジェクトを返す
**Http404のようなエラーを返す
*先ほどの例で、HttpResponseにメッセージを直接与えたように、Pollの最新の5件を出力するようにハードコーディングしてしまうと、ページの見た目を変えるためにPythonのコードに手を加えなければいけなくなってしまう。Pythonからデザインを分離するために、テンプレートを使用する。
*以下のコードはpolls/index.htmlテンプレートをロードし、Contextというテンプレート変数名とPythonオブジェクトのディクショナリを引き渡す
from django.template import Context, loader
from mysite.polls.models import Poll
from django.http import HttpResponse
def index(request):
latest_poll_list = Poll.objects.all().order_by('-pub_date')[:5]
t = loader.get_template('polls/index.html')
c = Context({
'latest_poll_list': latest_poll_list
})
return HttpResponse(t.render(c))
*ページをリロードするとテンプレートがまだないため、以下のようなエラーとなる
TemplateDoesNotExist at /polls/
polls/index.html
*[Django 最初のアプリケーション 2] [最初のアプリケーション 2]でsetting.pyに指定したTEMPLATE_DIRS のディレクトリ以下に、pollsディレクトリを作成し、index.htmlファイルを作成する
*loader.get_template('polls/index.html') は、"[テンプレートディレクトリ]/polls/index.html"をファイルシステム上では指すようになる
'''index.html'''
{% if latest_poll_list %}
<ul>
{% for poll in latest_poll_list %}
<li>{{ poll.question }}</li>
{% endfor %}
</ul>
{% else %}
<p>No polls are available.</p>
{% endif %}
[[File:0375_django_firstapp27.jpg]]
=====ショートカット : render_to_response()=====
*テンプレートをロードするのによく使われる方法は、コンテキストとHttpResponseオブジェクトをテンプレートとともに詰めて返す。
書き直してみる
from django.shortcuts import render_to_response
from mysite.polls.models import Poll
def index(request):
latest_poll_list = Poll.objects.all().order_by('-pub_date')[:5]
return render_to_response('polls/index.html',{'latest_poll_list': latest_poll_list})
上と同じ結果が得られる
====404エラー====
Poll詳細ビューを作成してみる
from django.http import Http404from mysite.polls.models import Poll
:
def detail(request, poll_id):
try:
p = Poll.objects.get(pk=poll_id)
except Poll.DoesNotExist:
raise Http404
return render_to_response('polls/detail.html', { 'poll': p })
*Poll のIDが見つからない場合、HTTP 404エラーを返す
*detail.htmlにとりあえず、以下の内容を記述
{{ poll }}
*存在するIDを指定
[[File:0376_django_firstapp28.jpg]]
*存在しないIDを指定
[[File:0377_django_firstapp29.jpg]]
=====ショートカット : get_object_or_404()=====
*Djangoはこのような場合にもショートカットを提供
from django.shortcuts import render_to_response, get_object_or_404
from mysite.polls.models import Poll
def detail(request, poll_id):
p = get_object_or_404(Poll, pk=poll_id)
return render_to_response('polls/detail.html', { 'poll': p })
*get_list_or_404()関数も、同様に動作する。get()の代わりに、filter()を利用することを除いて。リストが空の場合、404エラーを返す。
====テンプレートシステムを利用する====
*detail()ビューは、次のような感じ
<h1>{{ poll.question }}</h1>
<ul>
{% for choice in poll.choice_set.all %}
<li>{{ choice.choice }}</li>
{% endfor %}
</ul>
[[File:0378_django_firstapp30.jpg]]
*テンプレートでは、ドット記法で、変数の属性にアクセスできる。{{ poll.question }}のように
*詳しくは[http://docs.djangoproject.com/en/dev/topics/templates/#topics-templates テンプレートガイド]参照
===URLconfs===
====簡単にする====
*各コールバック関数共通の、「mysite.polls.vews」をプレフィックスとして外だしできる
urlpatterns = patterns('mysite.polls.vews',
(r'^polls/$', 'index'),
(r'^polls/(?P<poll_id>\d+)/$', 'detail'),
(r'^polls/(?P<poll_id>\d+)/results/$', 'results'),
(r'^polls/(?P<poll_id>\d+)/vote/$', 'vote'),
)
====分割する====
*Pollアプリケーションの可搬性を高める
*今までの、mysite/urls.py を mysite/polls/urls.py にコピー
=====mysite/urls.py=====
*mysite/polls/urls.pyを取り込む
urlpatterns = patterns('',
(r'^polls/', include('mysite.polls.urls')),
)
=====mysite/polls/urls.py=====
*正規表現から、polls/ を取り除く。
*こうすることにより、/polls/から、ほかのURLへの移動も簡単になる
urlpatterns = patterns('mysite.polls.views',
(r'^$', 'index'),
(r'^(?P<poll_id>\d+)/$', 'detail'),
(r'^(?P<poll_id>\d+)/results/$', 'results'),
(r'^(?P<poll_id>\d+)/vote/$', 'vote'),
)
[Django 最初のアプリケーション 4]] [[前|Django 最初のアプリケーション 2]]][[[次]