Fedora Core 6 Xen のインストール
目次
Fedora Core 6 Xen のインストール
CentOS 初期設定 | 仮想化 |
- インストール時に、仮想化[Virtualization]を選択すると、Xen用のカーネルしかインストールされないので、通常のカーネルでインストールを行ってから、Xenのインストールを行う。
アプリケーション - ソフトウェアの追加/削除
「適用」後、リブートし、GRUB(ブートローダ)画面で、xen 用のカーネルを選択して起動する。
xen用カーネルで起動したか確認
# uname -r 2.6.19-1.2895.fc6xen
xend および xemdomains が動いているか確認
システム - 管理 - Services
接続を開く
アプリケーション - システムツール - Virtual Machine Manager
ドメインUの作成
インストール先の論理ボリュームが、マウントされていれば、アンマウントする
システム - 管理 - 論理ボリューム管理
ドメインUの新規作成
結局、ウィザードを利用してのドメインUの新規作成は失敗してしまい xenguest-install を使用して作成したのだが、一応手順をメモしておく
新しい仮想システムの作成
仮想化の方法を選択
準仮想化を選択-OSのサポートが必要だが、パフォーマンスはよい
インストールメディアの検索
以下のようなダウンロードサイトを指定する。 ftp://ftp.sfc.wide.ad.jp/pub/Linux/Fedora/6/i386/os ftp://ftp.riken.jp/Linux/fedora/core/6/i386/os http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/fedora/core/6/i386/os/ 接続状態等により、何度か失敗した
ストレージの割り当て
イメージファイルではなく、パーティションを指定した。
メモリとCPUの割り当て
ドメイン0との兼ね合いでメモリ量を設定する。
準備完了
作成中
エラー
メモリ量の設定に不整合があると、エラーが発生する。 実メモリから、ドメイン0で使用しているメモリ量を引いた値以下を指定すればよいような感じ。
インストール画面
なんとか、ここまでは、すすむのだが・・・この後、インストーラがクラッシュしてしまうことたびたび。。。ウィザードによるインストールを断念。
xenguest-install によるドメインUの作成
何度も失敗したので、手順は、覚えてしまった。
# xenguest-install What is the name of your virtual machine? garuda How much RAM should be allocated (in megabytes)? 210 What would you like to use as the disk (path)? /dev/mapper/VolGroup00-LogVol02 Would you like to enable graphics support? (yes or no) no What is the install location? ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/fedora/core/6/i386/os Starting install...
Oracle XE をインストールしたいので、スワップ領域を 1024MBに設定する。
インストール完了
手動で、ドメインUを起動してやる
#xm create -c garuda
ブートローダ立ち上がる。うれしい。
作成したドメインUの情報が表示される。
本来作成したドメインUを選択し、「開く」を押下で、デスクトップが表示されるはずだが、表示されない。Would you like to enable graphics support? (yes or no) no としたためだろう。
設定ファイルの書き換え
/etc/xen に、ドメイン名と同名の設定ファイルがあるため、 vnc および vncunused 行を追加してみた。
# Automatically generated xen config file name = "garuda" memory = "210" disk = [ 'phy:/dev/mapper/VolGroup00-LogVol02,xvda,w', ] vif = [ 'mac=00:16:3e:76:65:8d, bridge=xenbr0', ] #nographic=1 <--------- コメントアウト vnc=1 <--------- 追記 vncunused=1 <--------- 追記 uuid = "6b40e461-ccf9-f5bf-a396-7a44f653b828" bootloader="/usr/bin/pygrub" vcpus=1 on_reboot = 'restart' on_crash = 'restart'
めでたく起動できた
© 2006 矢木浩人